今回はブンデスリーガに次いで多くの日本人選手が所属するラ・リーガについてご紹介したいと思いまうす。こちらは初心者の方でもわかりやすいよう記事になっておりますので、どうぞこちらの記事の内容を頭の片隅にちょっと入れてスペインサッカーに飛び込んでみましょう!
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ラ・リーガとは?
聞き馴染みのない方が多いでしょう。ラ・リーガとはスペインのリーグ制のサッカー大会のことを指します。厳密に言えば1〜3部までのスペインリーグをラ・リーガと総称するのですが、ラ・リーガといえばサッカーを好きな方には普通に理解してもらえます。リーガ・エスパニョーラもラ・リーガと同じ大会を指しますね。
19世紀末に作られた大会で世界4大リーグにも数えられる実力、人気、歴史を兼ね備えたリーグとなっています。
ラ・リーガのサッカーの特徴
サッカーの2大巨塔
ラ・リーガを語る上で外せないのがレアル・マドリードとバルセロナの存在です。世界的にみてもこの2チームはサポーターの人数などといった人気、クラブの売り上げともにトップ2となっています。
この2チームはご存知の通り世界でも有数のライバルクラブであり、この2チームの対戦はエル・クラシコの名称で長い間愛されています。エル・クラシコの実況で倉敷さんが「エル・クラシコは劇薬です。勝てば劇的な回復、負ければ致命傷と伴います」と表現されていたようにチームの運命を大きく変える1戦として世界中のサッカーファンが注目する試合です。
この2クラブが欧州コンペティションで長らく結果を出してきたし、スペインでW杯やユーロといった国際大会を優勝した際にはこの2チームから代表が組まれているといっても過言ではありませんでした。今もなお、ラ・リーガを引っ張るのはこの2チームとなっています。後述しますが、この2チームに匹敵するチームも出てき始め現在リーグ全体の差が縮まりつつあります(こちらは後々ご紹介)
技巧派が集まる
スペインサッカーにはテクニシャンたちが集まってきます。体格的にもスペイン人がフィジカルでイングランドやオランダ、ドイツの選手に勝てない分、テクニックでそのハンデを埋める必要があったのでユース年代からその点が強化され、ラ・リーガの選手が技巧派が非常に多いです。
内田篤人氏もfootball timeで「日本人選手はラ・リーガよりもブンデスリーガに行った方がいい。日本人選手は他国に比べて、技術が高い。しかしラ・リーガに行ってしまえばそれくらいの技術を持った選手が当たり前にたくさんいるから日本人が目立たなくなる」と発言しており、選手目線から見てもラリーガのテクニック面での高さが伺えます。
またスピード感よりも間を大切にする国民性がサッカーにもあらわれています。ラ・リーガのチームの多くはポゼッションを好み適切に選手を配置し、パスで崩すことを美学としています。多くの駆け引きが場面場面で繰り広げら照れていますが、なにぶんスペースがないので攻撃が手詰まっているように見える場面がとても多いです。サッカーが好きで戦術などが好きな方でも、退屈さを感じてしまう場面が多々あるでしょう。
しかし、近年は一時期一世を風靡したヘタフェのパワフルなカウンターサッカーや乾選手、武藤選手の所属するエイバルの前からガンガンとプレス(プレッシャー)をかけた攻撃的な守備といった他国リーグでよく見られる戦術を取るチームが増えてきました。ラ・リーガのサッカーももちろん少しずつ変わっていってます。
注目若手選手
この選手をおさえとおけば間違いないといった有名どころの選手をご紹介します!
アンス・ファティ
バルセロナの史上最年少記録を次々と破るバルセロナの未来のエース。メッシの後継者問題もこの選手がいれば見通しは明るいのではないでしょうか。童顔ですが、プレーは成熟しています。得点能力も高いし、ドリブルで魅せるといったスター性も抜群。これからのスペインサッカーの期待に大いに担うnextバロンドーラーです。
ロドリゴ
バルセロナがアンス・ファティであるならばレアル・マドリードのスターはロドリゴです。彼のプレースタイルは冷静沈着そのもの。ブラジル人選手にありがちなフィーリングでプレーするのではなく、考えながらしっかりとプレーできています。
チャンピオンズリーグで市場最年少でハットトリックを達成した選手であり、まだまだ大きな伸び代を持っている選手です。レアル・マドリードならではの移籍沙汰がない限り、レアル・マドリードでスターになりそうですが、、成長を見守りましょう。
ジョアン・フェリックス
スペイン3強の最後の一角アトレティコ・マドリードのエースです。ドリブルの造像性、パス、シュートセンスどれも高い。
昨シーズンは批判の的に晒されていたが、今シーズンは真価を発揮しつつある。そうはいってもまだメンタル面に未熟な面があり、これからももっと成長する余地を残している選手だ。そして彼女がめちゃくちゃセクシーで美人だ。
注目チーム
セビージャ
ここ数シーズンバルセロナ、レアル・マドリード、アトレティコ・マドリードに続く座に居座り、欧州コンペティションでも結果を残している名門。戦術面で他国リーグに劣るとここ最近話題になっているリーガだが、セビージャは戦術家タイプのロペテギのもとしっかりとボールをつなぐデザインされた素晴らしいサッカーを見せる。
スソ、オカンポス、エン・ネシリ、ラキティッチといったタレントも揃えており3強に正面から対抗できるラ・リーガの4番目の皇帝。
アスレティック・ビルバオ
世界的にも特殊なチーム。バスク地方に位置しているこのチームは「バスク純血主義」を施行しており、バスク人しかチームには入れない。そのような特殊なチームの事情ながらバルセロナとレアル・マドリードというビッグクラブに並んで一度も降格したことがない。
素晴らしい才能をもった若手選手が多く輩出されるチームなので定期的にビルバオ産の若手をチェックするのもあり。
ヘタフェ
久保建英が所属する選手。世界屈指の武闘派集団と呼ばれるほど、フィジカルを生かしたカウンターサッカーをする。久保建英の加入でそのイメージを少しでも変えられるかと期待したが、まだ攻撃に新たなアイデアを吹き込むことに成功していない。
この苦境の中、久保建英選手の目に見える結果も期待したいが、それ以上に慢性的な問題の解決をしたいところだ。
エイバル
ラ・リーガの中でも毎試合面白いのは乾と武藤がいるこのチームだ。彼らのスタイルを分かりやすく言うと超攻撃的守備であろう。前線からハイプレスをかけて、相手から積極的にボールを奪いに行く。相手チームもこのサッカーに対抗するため、テンポのはやい試合展開になる。
スペインの期待ドリブラーであるブライアン・ヒルもこのチームに所属している。ブライアンヒルの解説記事は下のリンクから
終わりに
今回はラ・リーガ特集でした。初心者の方々にもわかりやすく書いたのでぜひサッカーをより楽しんでもらいたいです。プレミアリーグ編、ブンデスリーガ編などもぜひどうぞ。
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