【日本一詳しい選手解説】アントニー・マテウスのプレースタイルを徹底解説!有力な移籍先や太ももに東京五輪のタトゥーが入ってる!?

期待の若手シリーズ
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今回はアヤックスで大化けして現在ブラジルA代表でも戦力になりつつあるアヤックスのアントニーのプレースタイルについてサッカー好き理系大学生が徹底解説!さらにバイエルンやリヴァプール、バルセロナなどの有力な移籍先などについても考察、そしてアントニーの太もものタトゥーについてご紹介!

基本情報

所属:アヤックス

前所属:リーベルプレート

ブラジル代表

ポジション:右ウイング

生年月日:2000年2月14日

市場価値:2500万ユーロ

アヤックスでの成績:61試合16ゴール14アシスト

プレースタイル

テクニック×突破力

アントニーの魅力は華やかなテクニックと突破力を両立させている点だ。ブラジルの系列であるロナウジーニョ、ロビーニョ、ネイマール、ヴィニシウスらの系列の選手。「何よりもまずフットボールを楽しむ」そう言った心持ちが感じられる選手だ。

アントニーは素のスピードも非常に速く、テクニックもあるドリブラーだ。何より彼のプレースタイルはブラジルっぽい。伝統派のサイドで開いて受けることを好むドリブラー。昨シーズンのヒートマップを見てもわかるように大外レーンが彼の主戦場であり、創造力を存分に発揮するエリアだ。

https://totalfootballanalysis.com/analysis/antony-at-ajax-2021-22-scout-report-tactical-analysis-tacticsより引用

サイドでの身のこなしは抜群にうまく、相手をおちょくるようなまた抜き、相手を欺きながら味方とスイッチするヒールトリック、ボディフェイントからの狭いエリアのターンと多くの小技を持っている。個人的にはここまでサイドきわきわでの突破が上手い選手は欧州にもほとんどいなんじゃないないかというレベルだ。特にヒールトリックの鋭さと自然さは世界でも既にトップレベル。

またおちょくるような派手なプレーに注目が行きがちだが突破力は本物。多少のフィジカルコンタクトであれば倒れずに、脚力と体幹で抜き切ってしまうのも非常に好感が持てる。90分あたりのドリブル成功数はエールディヴィジで2位とスタッツ面でも好成績を残している。

左利きのドリブラーで右に配置されることが多く、カットインからのシュートやパスを得意としている。シュートは後述するがパスのレベルもなかなか高く、ハーフスペースに走り込む選手に的確なタイミングの強さでパスを供給する。特にハーフスペースを多く取る選手の多いアヤックスとの相性は○だ。

ボックス外からも脅威になれる

アントニーは左利きで右サイドに配置されることを好む選手だ。すると得意なプレーは自ずと縦よりもカットインとなってくる。ちなみに同世代でプレースタイルも似ているヴィニシウスは右利きで左サイドに配置され縦突破のクオリティがより高いという稀有な選手だ。

以下の図はアントニーのシュートをどのエリアで打ったかの割合を表示したものになる。以下の図を見ていただけるとわかる通り、最も得意としているのはHのエリア、つまりカットインした時のエリアで好んでシュートを選択していることがわかる。

https://footballbh.net/2020/03/31/antony-201920-scout-report-tactical-analysis-tactics/より引用

この位置からのコントロールショットやニアサイドをぶち抜くミドルシュートを狙うこともある。まだフィニッシュの精度は世界トップレベルとは言えないが、順調に成長段階にある。ブラジルのリベルタトーレス時代よりもフィニッシュ精度は改善傾向にあり、ゴール、アシストともに目に見える結果を残せるようになってきた。

今の段階でもパスの選択肢がない時は積極的にミドルシュートを選択しており、相手に十分脅威となっていることだろう。果たしてカットインシューターして地位を確立していくのか、それとも味方と連携して奥まで入り込み得点するヴィニシウスタイプへ成長するのか非常に楽しみな点であろう。

アヤックスでは伸び伸びとプレー

攻撃時にはアヤックスの分厚い攻撃に貢献している。特にワントップやセンターフォワードを組むセバスティアン・ハラーとの連携はハイレベルでアントニーが切れ込んでクロスを上げ、ハラーがヘディングで合わせる形、またハラーがポケットに侵入する形が頻繁に見られる。タディッチとハラーとの魅惑の3トップでチャンピオンズリーグでの躍進している。

ちなみにアヤックスのエースであるタディッチのプレースタイル解説はこちらから

決して守備貢献度が高いタイプの選手ではないが要所、要所ではしっかりと帰陣したりプレスに加わる。アヤックスは欧州最高水準のPPDAを記録しており、アントニーもしっかりとハイプレッシングに対応しているという証明にもなる。

またアヤックスでは1試合平均6.1回のリカバーをしており素早くディフェンダーをサポートしていることも数字に現れている。ある程度の守備貢献と攻撃面での選択肢の多さ、現代的なフットボーラーと言えるだろう。

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