【徹底解説】アクラフ・ハキミのプレースタイルやレアル時代、インテル時代の評価!

セリエA

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基本情報

 
 
 
 
 
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所属:パリ・サンジェルマン

モロッコ代表

ポジション:ウイングバック、右サイドバック

生年月日:1998年11月4日

レアル・マドリード時代の成績:17試合2ゴール1アシスト

ドルトムントでの成績:73試合12ゴール13アシスト

20-21での成績:44試合7ゴール10アシスト(

市場価値の変化:レアル・マドリード退団時(500万€)→ドルトムント退団時(5400万€)→インテル(5000万€)

経歴

 
 
 
 
 
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ハキミはスペイン出身であるが、モロッコ人の両親の国籍を選びモロッコ代表となっている。8歳でレアル・マドリードの下部組織に入団するとその後順調に成長。カスティージャでも活躍し、カルバハルの後釜としてわずか19歳にして、トップチーム帯同するようになった。

17-18シーズンのチャンピオンズリーグのトッテナム戦でカルバハルの怪我によって初先発。その試合は一時は3点差のリードを許すなどと厳しい試合展開となり、チームも1−3と敗戦。それ以降はジダンの信頼も失って、よほどの格下相手でなければ試合に出れない状況となってしまった。チャンピオンズリーグでバイエルンとの準決勝でもカルバハル不在の中、右SBに起用されたのは本職のハキミではなく、ルーカス・バスケスであった。本人はこの出来事をキャリアの中でも最も悲しかったことの一つに挙げている。

その後、オドリオソラ加入とともにドルトムントに2年のローン移籍することとなる。しかし、これが転機となる。ハキミは加入後、即フィットかつ即戦力となり、持ち前の攻撃性を活かしてドルトムントの攻撃を促進させた。ドルトムントも久しぶりにバイエルンと終盤までリーグタイトル争いを行うほど、チームとして成長を見せた。

2年間のローン移籍が終わり、てっきりマドリードに復帰するかと思われていたがまさかのインテルへ移籍。コロナ禍の経営悪化によりマドリーは放出せざるをえなかったのかもしれない。ハキミはドルトムントで十分に成長しており、インテルでも主力として現在も大活躍を見せている。

プレースタイル

ハキミのプレースタイルを語る上で欠かせないのは、攻撃力だ。ハキミの攻撃力はSBの中では群を抜いており、インナーラップ、オーバーラップ両方もうまく使いこなし味方をサポートしつつ、自分もボールを持って駆け上がる。

下にはハキミが右サイドバックの時のヒートマップを示したものだ。ハキミのプレーはサイドに集中していることがわかる。現在のSBはポジション上、中に絞ってビルドアップを助けることが多いが、ハキミの主戦場は圧倒的にサイド。また自陣も相手陣でもヒートマップがかなり濃くなっており、ハキミの運動量がいかに多いか、高いポジションをとっているかがわかる。

ハキミのヒートマップ参考文献
(https://footballbh.net/2020/04/01/achraf-hakimi-201920-scout-report-tactical-analysis-tactics/)

ハキミの更なるストロングポイントは足の速さだ。時速34kmを記録することも度々あり、足の速さは世界トップレベル。その快速を生かしてドリブルで駆け上がり、シュートまで持ち込みゴールも決めてしまう。スピードに乗ったハキミをファウルなしで止めるのは非常に難しい。スピードが速いだけでなくハキミの場合は体の入れ方やドリブルのコースどりが非常巧みなので、ディフェンダーとしては体は寄せてれても足をだすことができない。さらにはドリブルの姿勢が良いので、フィジカルコンタクトでバランスを崩しても立て直すことができる。ぜひ下のリンクで確認してほしい。

用いるフェイントはボディフェイントや単発シザース程度でものすごくシンプルだが速く鋭い。相手陣でのサイドでの攻防についても静止した状態から、ほぼノーステップで精度の高いボールを入れ込むことができる器用さも見せている。

ハキミはただの足の速さと運動量の選手ではない。近年ではフィニッシュ精度も大きく成長しており、先日のセリエAではゴラッソを決めていた。ドリブルからのシュートも非常に上手いが、ダイレクトでボールに合わせることも上手い。もはやレアル・マドリード時代に感じられていたフィニッシュ精度の低さはほとんど感じられない。ハキミの攻撃力はアレクサンダー・アーノルドと並んで世界ナンバーワンレベルだろう。

レアル・マドリードでの評価

レアルマドリード時代の評価はあまり高いとは言えない。当時のハキミはカルバハルという偉大すぎる先輩がいたため、マドリディスタの評価も相対的に厳しくなっていたがそれでもまだ未熟な部分があった。

今は改善されたビルドアップを止めてしまうという点ではかなり、カルバハルにかなり劣っていたしやりづらそうにしていた。ハキミがビルドアップ時の対応が未熟なため、ハイプレスの標的にされることもしばしば。現在は十分に改善され、選手としてカラーが大分確立されてきたため、マドリーに復帰しても良い結果が望めるのではないだろうか。さらにはハキミのレアル・マドリード時代から武器してしていた「サイドバックなのに点が獲れる」という能力がインテルにきてより開花している。攻撃力という点においてはカルバハルをすでに勝っているといってもおかしくないほどの活躍を見せている。

ハキミはインテル移籍時に「マドリーで活躍するのが僕の夢」と語っており、レアル・マドリード復帰を期待していたがここ最近「インテルで幸せ」と語ってもいるので一体ハキミのキャリアはどうなってしまうのか予測がつかない。現行契約は2025年なので契約残り1年で買い戻すとしてもその時、ハキミの年齢は27歳。最も脂が乗っている時期で移籍金も高そうだ。

インテルでの評価

インテルでの評価はめちゃくちゃ高い。コンテ大好きの3バックシステムの中、ウイングバックで起用され、真の能力を発揮。ウイングバックとして攻守における上下動はもちろんだが、特に攻撃における貢献度は凄まじい。堅守を誇るシュクリニアル、デフライらを中心とした3センターバック陣と守備小意識とサッカーIQの高いブロゾビッチ、バレッラらの中盤による高い守備力により、ハキミも水を得た魚のように攻撃に存分に能力を注ぎ込めた。今季公式戦44試合に出場し7ゴール10アシストというサイドバックとして考えられないほどのスタッツを見せた。今季のインテルのスクデット獲得に大きく貢献した。彼なしではおそらくスクデット獲得は難しかっただろう。

ハキミの成長ぶりとなんなくコンテの高度な戦術に対応してしまったことも驚きだが、コンテも素晴らしい。ハキミの適正を4バックのサイドバックではなくウイングバックであると見抜きしっかりと彼お戦術を浸透させたのが流石の手腕だろう。

チャンピオンズリーグにおいては天王山であるレアル・マドリード戦でまさかのプレゼントパスをしてしまい、インテルのグループステージ降格の要因になってしまったが、全体的に見ればハキミの評価は非常に高いものだろう。(この件で逆にレアル・マドリードファンからの評価が高まってしまったという悲しいジレンマも残った)

今夏もバイエルンの獲得報道が出ているが、インテルは絶対に放出しないだろう。しかし、レアル・マドリードへのハキミに関する移籍金の支払いが遅れており、レアル・マドリードは現在は支払いの遅れに対して寛容な姿勢をとっているが、もしかしたらハキミを放出することになるかもと、インテルファンんはヒヤヒヤものかもしれない。

PSGへの新たなる旅

個人的にはいつかハキミがレアル・マドリードに復帰するシナリオを描いていたが、なかなかうまくは行かなそうだ。PSGへの移籍によってその道はかなり遠のいてしまった可能性がある。本来であればインテルの主力で即刻契約延長レベルの状況にいたが、インテルの財政難による現金化の対象になってしまったのだ。

移籍金は5000万ユーロとなっており、サイドバックにしてはかなりの高額移籍となった。PSGではティロ・ケーラーとポジションを争うこととなる。定位置を確保することがベストであるが、PSGで絶対的な存在になれば移籍は困難だ。カタールの国がバックについていると言ってもいいレベルの資金力と移籍市場における力を誇っている。資金力に余裕のあるクラブから外に出るのは非常に困難と言える。

マドリディスタの僕からするとマドリー復帰の可能性が薄くなってしまったこの状況は悲しいです。。。けれでも新天地での活躍を祈ってますよー

終わりに

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