【解説】スパーズの!ベン・デイビスのプレースタイルや特徴、コンテ政権での起用法やファンに全く気づかれなかった変装など!

トッテナム
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【リリーホワイツのいぶし銀】今回はスパーズの全盛期を知る古株、ベン・デイビスのプレースタイルを徹底解説!コンテ政権で見せているセンターバックアンダーラップという新戦術やファンに全く気付かれなかった変装、レジェンドを答えられずウェールズ・マフィア失格!?

基本情報

ポジション:サイドバック、センターバック

所属:トッテナム

前所属:スウォンジー

生年月日:1993年4月24日

ウェールズ代表

市場価値:1600万ユーロ

ウェールズ代表での成績:69試合1ゴール

プレースタイル

派手さはないディフェンス

ベン・デイビスは3センターバックの左をウェールズ代表で務め、トッテナムでは主に左サイドバックを務めている。このことからもわかるようにベン・デイビスはサイドバックとしてみるならば守備的、センターバックとしては攻撃性能も多少あるような選手となっている。

スパーズに加入して以来、ダニー・ローズとセルヒオ・レギロンのバックアッパーとしてチームに貢献してきた。守備的なゲームプランを選択するときは攻撃的な二人ではなく、ベン・デイビスを選択することはあるが起用法は限定的だ。

そんな彼の魅力といえば、堅実性であろう。センターバックとサイドバックをこなすユーティリティ性のある選手なので裏へのロングフィードも正確だし、足下へのパスは正確だ。攻撃時の選択はセーフティ。またセンターバックならではのならではの危機察知能力の高さ、空中戦の強さはサイドバックとして考えた時にはレベルが高いと言える。逆にサイドバックをできるほどの走力があるのでこれをセンターバックに適用してみると「CBにしては走力がある」と言えるだろう。

このようにベン・デイビスはそのユーティリティ性がゆえにセンターバックとしてもサイドバックとしてもある程度の利点を持っているといえる。

ポジション、プレースタイルと起用法的を考えるとベン・デイビスに似ている選手はスパーズ最大のライバルに所属する冨安なのではないかと思う。

センターバックアンダーラップが鍵

コンテ政権に変わりベン・デイビスの序列は変化してきた。彼のウェールズ代表からの適正である3バック時の左CB起用が増えているのだ。ベン・デイビスもまた徐々にパフォーマンスを上げている。

そこで注目したいのがベン・デイビスのセンターバックアンダーラップだ。シェフィールド・ユナイテッドがプレミアリーグ昇格時に席巻した戦術センターバックオーバーラップと似たようなものを感じ、少し感動を覚えた。

コンテ政権になってからベン・デイビスはチャンスとみるや前方の広大なスペースを駆け上がり、攻撃参加するようになった。左ウイングバックのレギロンのクロスボールにベン・デイビスが合わせてフィニッシュするといったシーンも見られており、トッテナムの戦術に新たな風をもたらしている。

フィニッシュだけでなく、ボールを運んで相手を引きつけたり、マークのずれを生んだりと効果はすでに発揮されている。この傾向は左サイドで強く、これから左サイドがスパーズの攻撃の軸になっていくかもしれない。

コンテ政権を追う上でベン・デイビスのセンターバックアンダーラップは欠かせないトピックになりそうだ。

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