【日本一詳しい選手名鑑】フェラン・トーレスのプレースタイル、成績、移籍とバレンシアでのいじめとは?

マンチェスターシティ
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今回はマンチェスターシティに昨季新加入したスペイン人のフェラン・トーレスについてご紹介します!スペインに久しく現れなかった大型ストライカーについて徹底解説します。

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基本情報・成績

ポジション:右ウイング

所属:マンチェスターシティ

前所属:バレンシア

スペイン代表

生年月日:2000年2月29日

市場価値:5000万ユーロ

バレンシアでの成績:97試合9ゴール12アシスト

20−21シーズンの成績:35試合13ゴール3アシスト

ドイツ代表相手にハットトリック達成経験あり

プレースタイル

古典的なNo7タイプのサイドアタッカー

フェラントーレスの持ち味はドリブルだ。スピードに乗ったドリブルの破壊力は十分だ。フェラン・トーレスはラ・リーガにいた頃からプレミアリーグの選手のような推進力とスピード溢れるドリブルをしていた。ダイナミックなストライドとスペイン人らしい柔らかいボールタッチで相手をいなしていく。ダイナミックなドリブルでありながら、ボールは体の中心の軸からほとんどずれることなく、相手にギリギリまで次の選択肢を予測させない。こちらの技術はもはや天性のものだろう。仕掛けは非常にシンプルで強烈な切り返しやまた抜き、ボディフェイントで抜きにかかる傾向が強い。横突破よりも縦突破を好み、そこからのクロスも得意としている。

タイプとしては現代型のサイドアタッカーというよりも昔ながらの「No.7」なウインガーだ。ドリブルで打開しながらシュートやクロスに持っていく。基本的にはサイドに張って一対一で勝負することを好む。ビルドアップのために下り目のポジションを取ることもあるが、ベルナウド・シウバ、マフレズといったマンチェスターシティの同僚たちよりも多くはない。下のグラフを見ればフェラントーレスがサイドを好んでプレーしていることがわかるだろう。

https://breakingthelines.com/player-analysis/player-analysis-ferran-torres/より抜粋

19-20シーズンにはバレンシアでは1試合平均4.84回ものドリブルを繰り出しており、ドリブルでチャンスメイクできている。

ストライカーとしての素質十分

フェラン・トーレスは右ウイングでドリブル打開にタスクを任されるよりも、ストライカーとしてのタスクを任せた方が良いのかもしれない。彼のフィニッシャーとしての素質は非常に高い。

フェラン・トーレスはゴールから逆算して、いるべき場所に入り込めるストライカーの必須技術をウイングにして体得しているのだ。こぼれ球への反応と決定力はマンチェスターシティの正ストライカーであるジェズスにも負けずとも劣らないだろう。両足からスムーズにコントロールショットを打てる点も非常にストライカーとして優秀なポイントだ。

下の表を見て欲しい。

https://understat.com/team/Manchester_City/2020より抜粋

この表からわかることはフェラントーレスは出場時間が短いにも関わらず、多くの点を決めていることだ。フェラントーレスは約180分に1点のペースで得点しており、これはチームない得点王にギュンドアンにの156分に1点のペースに次ぐ数字だ。またスターリング、ギュンドアン、ジェズスに並ぶほどの90分あたりのゴール期待値を叩き出しており、彼がいかに得点に直接関与できているかがわかる。事実ストライカー起用されたニューカッスル戦でフェラン・トーレスはハットトリックを達成しており、これからの起用法に期待がかかる。

移籍に踏み切ったバレンシアでの経験

フェラン・トーレスはバレンシアで育った選手であるが、思い出は素晴らしいものばかりではなかったようだ。特にトップチームに上がったばかりの頃は苦しく辛い経験が多かったという。マンチェスターシティに移籍した際には当時バレンシアの主将であったダニ・パレホについて衝撃的な暴露をしていた。暴露内容は以下の通りだ。

ぼくが初めてバレンシアのトップチームに上がったのは17歳の頃だ。その頃は僕が「おはよう」と言っても彼(ダニ・パレホ)は挨拶を返してくれなかった。彼が挨拶を返しくれるようになるまで数週間かかったよ。

そして最も最悪だったのはマルセリーノ監督が解任された時だ。彼らはマルセリーノ監督の解任の責任を僕とイ・ガンインに押しつけたんだ。その時は僕らはずっと無視され続けていたよ。

この時、フェラン・トーレスは20歳。この発言の真相は分からないが、このような内部の暴露をしたくなるほど、フェラン・トーレスはクラブやチームメイトに不信感や不満を持っていたに違いないだろう。さらにはクラブがフェラン・トーレスに対し、明らかに分相応な対応をしていきたことも暴露。給与の釣り上げなどが望めなかったことも自身への正当な評価がされていないと感じ、フェラン・トーレスは契約延長という選択肢を消したそうだ。以下の記事でそのような内容が記述されているが、おそらく記者またはフェランの誇張も入っているだろうし鵜呑みにしてはいけない。バレンシアの経済状況も酷かったので、クラブ体制が厳しい時期にフェラン・トーレスが所属していたのは少し運が悪かったのかもしれない。

シティ加入のF・トーレス、衝撃の暴露…「バレンシア主将にムシされてた」
「問題は、クラブ内部や一部のジャーナリストに、僕の評判を傷つけようと決意している人々がいること」

終わりに

まだまだ若いのでフェラントーレスには期待しかありません。これから成長してマフレズの後釜として、もっともっと出場時間を増やしてアイコニックな選手になって欲しいです。将来スペイン代表を引っ張る存在にまで成長してくれることを期待しております!

マンチェスターシティでこれからもよろしく!

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