今回はフェルナンジーニョの後釜としてマンチェスターシティにやってきて即フィットしたロドリについてご紹介!加入1年目でアトレティコ・マドリードの中盤のスタメンに定着し、すぐにマンチェスターシティの中盤に定着したエリートを深掘りしていく
基本情報・成績
ポジション:アンカー、ボランチ
所属:マンチェスターシティ
前所属:アトレティコ・マドリード
スペイン代表
生年月日:1996年1月12日
今シーズンでの成績:48試合2ゴール4アシスト
マンチェスターシティでの成績:100試合6ゴール6アシスト
プレースタイル
安定感が売り
ロドリの良さはショートパスの安定感だ。マンチェスターシティの中には縦パスをガンガン入れられる選手はどのポジションにもいるので、ロドリのバランスを取るような舵取りは攻撃を落ち着かせるという意味でも重要だ。
マンチェスターシティのサイドへの展開は必ずロドリを挟むことになり、ロドリが安易なパスミスをすることはほとんどないので安心感は大きいだろう。多少のプレスも気にせず、大きな体を生かしてボールをキープしサイドへ素早く展開する。リヴァプールなどのチームはサイドからサイドへ展開するのを嫌がるので、ロドリに誰かマンツーマン気味でマークさせるなどとシティの土台を支えている。
基本的に持ち場を離れることはまずなく、不用意なプレーは好まない。デブライネと同様シンプルなプレーを好み、難しい選択はまずしない。悪く言えばチャレンジしないと受け取られてしまうが、シティにとって重要なのはカウンターリスクの軽減。ロドリはその点において力を発揮できるプレーヤーなのである。
気の利いた守備
ロドリの守備力は非常に高い。決して機動力があるタイプではないが、鋭い予測で先回して相手を潰すことに長けている。調子の良い時はカンテと同様、何度も何度もセカンドボールの回収やカウンターストップのフィルターとしてピッチのあちこちに現れる。
また大きな体、手足を使ってボールと相手の間に体をねじ込みボールを奪い切る。脚も長いのでタックルも深く刺さるのでボール回収には非常に長けている。
さらに中盤の選手としてはかなりの高身長である191cmなので相手チームからのロングボールも跳ね返すことができる。中盤のフィルターとしてフェルナンジーニョと比べられることが多いが、フェルナンジーニョよりもロドリの方がクリーンでクレバーだ。フェルナンジーニョは荒々しさを武器としている節があるが、現在のファーストチョイスは年齢も若いロドリとなっている。
超真面目な性格
ロドリは根っからの真面目性のようだ。マンチェスターシティの選手も皆、体のどこかしらにタトゥーを入れているが、ロドリは一切体にタトゥーを入れていない。
さらには現在もスペインの大学に通っているそうで、授業にも真面目に出席しているのだとか。リヴァプールとの頂上決戦で1−3で敗れてしまった際にも、スペインの講義を受けにいき経済学などを学んでいるらしい。本人的にはプロサッカー選手としての日常生活の疲れを講義を通して癒されることがあるらしい。まさに優等生のような感想である。
さらにはプレーには関係ないSNSは一才やらない。サッカー選手の多くはTwitterとインスタグラムのアカウントを持っているもので、マーケット的にも海外のクラブに所属する選手ならアカウントの開設を義務づけられるほどだ。それでもロドリはSNSを一切っていないところに性格が現れているだろう。
筆者も大学生なのでぜひともロドリのような 勤勉さを見習いたい。
終わりに
今回はロドリ・エルナンデスについてご紹介しました。僕は初めてロドリのプレーを真剣に追ったのはアトレティコ・マドリード時代ではなく、マンチェスターシティに移籍していきなり出場したコミニティフィールドのリヴァプール戦でした。すでにその時点から、リヴァプールとマンチェスターシティの対戦は世界最高の一戦として認められていたましたが、そこでロドリの堂々たるパフォーマンスを見て「只者ではないぞ」と感じました。
ペップが獲得を熱望していただけあって即フィットからの大活躍でしたね。これからも真面目なロドリ君の活躍は見過ごせません。
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