【解説】イルカイ・ギュンドアンのプレースタイル、成績、好調、得点力の理由は!?

マンチェスターシティ

基本情報・成績

ポジション:インサイドハーフ、アンカー

所属:マンチェスターシティ

ドイツ代表

生年月日:1990年10月24日

市場価値:4000万ユーロ

マンチェスターシティの成績:204試合38ゴール26アシスト

今シーズンの成績:40試合16ゴール4アシスト

プレースタイル

中盤のどこでもできる器用さ

ギュンドアンは何か目立った爆発的な能力を持っているわけではない。強いてあげるとすれば次項で説明する「ボックスに飛び出せるセンスの高さ」であるが、デブライネのような超高精度のキック、ダビド・シウバの創造性といった武器に比べると、同等の武器を持っているかと言われれば、持っていないと言わざるを得ないかもしれない。しかし彼はマンチェスターシティで最も重要視されるサッカーIQの高さを持っている。ギュンドアンは戦術家のペップとクロップの下で、プレーした経験があるので戦術理解度の高さ、サッカーIQの高さも頷けるだろう。

アンカーを務め、ボールの配球をそつなくこなしながら守備に奮闘することもできるし、インサイドハーフでは味方と連携しながらフィニッシュの局面に顔を出し得点にからむことができる。ハードワークもいとわず、常にいいポジションを取り続けられる。ボールを奪い切る能力もまずまずだ。攻守両面で存在感を発揮できる高次元のペップサッカーにはもってこいの選手である。

さらには標準以上のテクニックも持っており、多少のプレスでは動じず素晴らしいターンやフェイントを見せ難なく、くぐり抜けてしまうのだ。リヴァプールとの頂上決戦ではギュンドアンが起用されるパターンが多く、プレス体制も非常に強いことから文字通り、マンチェスターシティの中盤を支えている。

ボックスに飛び出せるセンスの高さ

ギュンドアンの最大の特徴は、ボックスに飛び出しての得点だ。相手陣のボックス内の奥深くまで入り込めるので、自ずと中盤にしては得点も増えてくる。マンチェスターシティの攻撃陣に求められる、ペナルティエリア奥深くのポケットの侵入も得意としており、サイドバックやウイングのクロスにニアで合わせることも多い。

ポケットに侵入して攻撃に厚みをもたらすのはもちろん、こばれ玉にも素早く反応して得点する。ギュンドアンは中盤の選手でありながら、崩すのが難しい相手において攻略の重要なキーパーソンとなっている。

さらにはシティの苦手とするPKキッカーを長らく務めていたが、今シーズンはリヴァプールとの天王山で見事にPKをバーの上に外してしまったので、またもやマンチェスターシティのPK問題は解消の出口は見つからない。本人はその試合の裏でアメフトのスーパーボウルという全米No1を決める試合が行われていたこととかけて、後日Twitterで「スーパーボウルだったらキックで3点だったのに」と笑いで誤魔化している。

ペップが言っていた「ビッグゲームではそこに現れることができる選手が得点を決めることができる」という哲学のような言葉をその身で体現しているのがイルカイ・ギュンドアンだ。

好調の理由は?

好調の大きな要因の一つにカンセロロールの誕生がある。カンセロロールの誕生によってカンセロがマンチェスターシティの中盤にも現れることができるようになり、リスク管理の面でもギュンドアンが前に飛びやすくなった。ヒートマップでみればわかりやすいのだが、ギュンドアンがチーム内得点王となっていた期間の間はギュンドアンのプレーエリアがかなり前になっていた。

そして本人の単純な好調もあっただろう。チェルシー戦での先制点となったターンして振り向きざまからのミドルシュートはいかに彼が好調かを示すものだった。ギュンドアンの得意とするペナルティエリアへの侵入からのシュートという得点パターン以外にも、ミドルシュートという武器も上手に回っていたのでギュンドアンは得点を量産することができたのだ。

デブライネが戦線に復帰して以降、ギュンドアンは攻撃のタスクがかなり解消されたので得点量は減ってしまったが、「チームの絶対的選手であるデブライネがいなくても22連勝を達成できる」といったチームの自信につながる活躍を見せた事実に変わりはない。デ・ブライネがいなくてもプランBがあるのはマンチェスターシティにとって大きなプラスであろう。

終わりに

今回はマンチェスターシティの今シーズンを象徴する選手についてご紹介しました。誰がここまでギュンドアンが活躍することを予想できたでしょうか?ペップにとっても僕にとっても嬉しい誤算でしたね。

それではまた!!

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