【解説】エリック・ガルシアのプレースタイル、バルサへの移籍は?

マンチェスターシティ
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今回はマンチェスターシティのセンターバックの中に彗星のように現れて、彗星のように去っていきそうなエリック・ガルシアについてご紹介します!

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基本情報・成績

ポジション:センターバック

所属:バルセロナ

スペイン代表

背番号:50

生年月日:2001年1月9日

市場価値:2000万ユーロ

今シーズンの成績:10試合

マンチェスターシティでの成績:33試合0ゴール1アシスト

プレースタイル

高いビルドアップ能力

エリック・ガルシアはバルセロナのカンテラ育ちかつペップのもとでポゼッションの最高峰を学んだことにより、ビルドアップ能力の高さは折り紙付きだ。

ボールを持ち出しべきとこの判断、効果的な縦パスも随所で供給できるので、バルセロナに行っても難なくビルドアップには対応できるだろう。若さゆえのミスはたまにあるが、若い割には非常に少なくプレスが厳しくても焦ることはない。

リヴァプールとマンチェスターシティとの頂上決戦にも先発で出場した経験もあり、その時は安定したビルドアップで4-0での勝利に貢献していた。マネやフィルミーノの強烈プレスにも上手に対応し、ポテンシャルの高さを証明した。

背の低さを他の要素でカバー

エリック・ガルシアの明確な弱点はセンターバックの割に身長が低い点だ。空中戦ではプレミアリーグなどの大型アタッカー相手には後手に回ることが多く、味方との連携が必須な選手だ。センターバックとして相手のロングボールを跳ね返す能力の高さは非常に重要であるので、長身のセンターバックの相方、ボランチの選手がそばにいると安定しやすいだろう。

。まずはディフェンダーとして必要な粘り強い守備を得意としており、マネなどの快速アタッカー相手にもポジショニングの良さと予測の鋭さで、最後までボールに食らいつきにいくメンタリティで対応している。またマンチェスターシティの選手らしく、積極的にインターセプトを狙いにいく姿勢もたびたびみられていた。

苦手としている空中戦もボールが来る前の駆け引きで少しでも差を埋めようとする。スペイン人らしく地上でのポジショニング、先に飛ぶことで相手を飛ばせない、少しだけ相手の背中をポンと押す、飛んでいる横から体をぶつけるなどと芸は細かい。

しかしまだまだ対人守備に関してはビッグクラブのそれではない。これから自身が向き合い続けるであろう守備力という点をどれだけ進化させることができるのか?彼のプレーのアップデートに期待するしかない。

バルサへのフリー移籍

エリック・ガルシアはマンチェスターシティと2021年6月30日で契約満了となりました。次なる移籍先はバルセロナです。実はカンテラの多くの時間をバルセロナで過ごしていたので、バルセロナが獲得意欲を示したので戻ろうとするのも理解できます。本来であれば、ピケ、ラングレが怪我した際にエマージェンシーということで即戦力のエリック・ガルシアを2020年の冬の段階で移籍金10億円程度で獲得する予定でしたが、バルセロナは財政を考えて獲得を見送ったのでしょう。

「エリック・ガルシアの引き留めは難しい、彼の意思は堅い」とペップも降参状態でしたね。ペップはエリック・ガルシアのポテンシャルを買っていて「彼は15人いても構わない」という発言もするほど彼を称賛しています。

ちなみに最終シーズンでのパフォーマンスの低さやシティへの忠誠心の無さからマンチェスターシティが好きな方々とは印象のよくない移籍となってしまいました。。。

終わりに

ペップとしても手塩にかけて育てたエリック・ガルシアがマンチェスターシティでの契約更新をしてくれなかったのは残念で他ならないでしょう。ビッグマッチでも起用し、信頼を実直に示していただけに悲しいものですよね。

彼のバルセロナにかける意気込みはそれほどまでに強烈だということで遠目で見守ることにしましょう。

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