【日本一詳しい選手名鑑】エデル・ミリトンのプレースタイル、移籍の噂、移籍金は?

レアル・マドリード
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エリートすぎる経歴

ミリトンのキャリアは12歳にブラジルの名門サンパウロ下部組織に入団したところから始まります。ミリトンは順調にカテゴリーをあげていき、2016年に初めてU20チームに帯同し、飛び級でチームに参戦します。この試合では2−1と勝利に貢献しました。

さらにミリトンの快進撃は続きます。続くシーズン2017年にファーストチームデビューを果たし、1−0と敗北してしまったものの、完全にファーストチームの主力として定着しました。

その後ポルトへあっという間に移籍すると、さらにそこでも活躍。チャンピオンズリーグでもベスト8に貢献し、リヴァプール相手にも豪快なヘディングゴールを見せました。リヴァプール戦での活躍は著しく一人でプレスを回避してチャンスメイクも見せました。ここで数々のビッグクラブの注目を集めます。

ミリトンの飛躍した一年が終わり、夏の移籍市場が始まりました。目をつけたのは、スカッドの若返りを目指していた白い巨人でした。レアルマドリードは4500万ユーロもの大金を叩いてミリトンを獲得します。21歳にしてあれだけのパフォーマンスを見せ、ブラジル代表にも招集されている大器には妥当な金額でしょう。

しかし金額に及ばないパフォーマンスが続きます。ブラジルの青年はおそらく世界一のクラブに阻まれ、挫折を経験したことでしょう。

ここ最近ではますますミリトンに対する風当たりが強くなっています。レッドカードで退場し負けてしまったエイバル戦以降、ミリトンに出場機会は訪れていません。しかしその後、ベンチに籠るのではなくスタンドでともに試合を観戦していたfor the team精神がいつか報われるのではないでしょうか?私はまだまだミリトンに期待します!

リヴァプール戦とバルセロナ戦で覚醒の予感

今季低調な滑り出しを見せ、マドリディスタからの期待を悪い意味で裏切ってしまっていたミリトンですがここにきて評価が鰻登りとなっています。リヴァプール戦とバルセロナ戦でのハイパフォーマンスが要因です。

セルヒオ・ラモスが怪我で不在、またヴァランがコロナウイルス陽性のため9日間でリヴァプール、バルセロナ、リヴァプール戦で出場しなければなりません。しかし先のリヴァプールとの1stレグではミリトンがヴァランの穴を補ってあまりあるほどのが活躍を見せました。マッチアップする相手は世界でもトップクラスのサディオ・マネ。ミリトンは驚異の空中戦の強さと長い足を生かした地上戦で見事にマネを完封してみせました。ミリトンの特筆すべきパフォーマンスが下のツイートから確認できます。

さらには続くバルセロナ戦、リーグの覇権を争う大一番にもミリトンは先発出場しました。相手はデンベレやメッシでしたがこちらもこの二人を見事抑えました。メッシに関しては、ペナルティエリアに侵入させても最後の最後のシュートの反応し、得意のシュートブロックで完封しました。

「メッシのドリブルが止められないなら最後のシュートの場面だけ予測して止めればいい」といった結論が出たようにも思えました。ミリトンは味方と連携して、シュートを打たざるを得ない状況に持ち込みそこで狩りまくっていました。

リヴァプール戦、バルセロナ戦の2試合で1失点ずつしましたが、ビルドアップ、守備ともにミスもなくほぼパーフェクトの出来でした。

移籍の噂は、、、

ミリトンの移籍の噂は冬に浮上しました。そのチームはプレミアリーグのビッグ6の2つ。どちらもセンターバックに不安を抱えているリヴァプールとトッテナムです。この移籍の噂は信頼できるメディアはあまり報じていないので、信憑性はありませんがレアル・マドリード側のメディアにもそこまで大々的に報じられていなかったのであくまで噂にすぎない程度でしょう。

個人的にはトッテナムへの移籍は十分にあり得るのではないかと思います。トッテナムのセンターバック陣は今のところ不安定で、補強が必要なポイントに挙げられています。アルデルヴァイレルトは年齢的な問題、ダイアーは集中力が90分持たない時が多い、ダビンソン・サンチェスはまだ荒削りということで計算のたつセンターバックが欲しいところです。

そこで白羽の矢が立つのがミリトンです。スピードとビルドアップ能力があり、プレミアリーグのサッカーにも十分適性があります。空中戦、地上戦ともにプレミアリーグの名手にも引けを取らないでしょう。ジョゼ・モウリーニョが好きそうなタイプの選手ですよね!

そして何よりレアル・マドリードとトッテナムは今非常にいい関係を築けています。ベイルの買取問題が解決し次第、今度はミリトンなどの有望な若手の売り込みに動きそうです。4500万ユーロもの大金を回収できるのは自ずとビッグクラブに限られてきます。ミリトンの契約満了は2025年なので、契約満了を待たずしてトッテナムの好みそうな3000万ユーロあたりの移籍で成立させそうです。ベイルの買取とミリトンの移籍が同時に成立するのはマドリディスタにとって少し都合が良すぎるかな?

終わりに

時折、ミスを見せるもののミリトンのプレーを見てポテンシャルを感じない選手はいないと思います。憎まれ口は叩いてもミリトンに期待する気持ちをみんな持っているはずです。

マドリーの選手あるあるですが、マドリー退団後に大活躍をします。マドリーでは若手に成長させる時間はほとんど与えられません。ましてやジダンは若手を成長させる能力には全く秀でていません。ミリトンの未来は他クラブで開かれのかもしれませんね、、

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