リーズ・ユナイテッド対マンチェスター・U〜戦術の穴をついた弱点をついた赤い悪魔〜

イルッチョ語り
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21-22シーズンプレミアリーグ開幕節リーズ・ユナイテッド対マンチェスター・ユナイテッドの試合後レビュー!リーズの美しい攻撃とマンツーマンディフェンス、その戦術を破壊した赤い悪魔のクオリティとポール・ポグバを語る

軽ーく振り返ろう

さあ開幕節はリーズ・ユナイテッド対マンチェスター・ユナイテッドという注目カード。昨季のこのカードは6-2でマンチェスター・ユナイテッドの勝利、0-0のスコアレスドローといった結果に。ということで負けてはならない一戦として臨むマンチェスターUは特に、苦手に感じている印象はなさげで挑んだこの試合。

マンチェスター・ユナイテッドのホームスタジアムであるオールドトラッフォードで行われたこの試合。両者がっぷり四つで試合はスタート。前半は互いに狙った攻撃を展開。

しかしこの試合の主役ポグバによってリーズは完膚なきまでに破壊されてしまった。5−1でマンチェスター・ユナイテッドの勝利の裏側についてささっと振り返りましょう!

リーズの裏をつけ

who scoredより抜粋

簡単にこの日のマンチェスターユナイテッドの狙いを紹介すると、「相手を釣って裏をとる」これにつきる。リーズの守備は区画分けはされているが、一応ほぼオールコートマンツーマン。4-2-3-1の中、素早くそれぞれのマークを見つけ一対一では絶対に負けないことが前提。

この日用意してきたマンチェスター・ユナイテッドの策はグリーンウッドが前向きでセンターバックを釣り、その裏を狡猾なブルーノ・フェルナンデスやダニエル・ジェームズが突く。相手センターバックを引きつける役、裏へ抜ける枠を入れ替わり立ち替わり続けることで、リーズ・ユナイテッドにマーク引渡しのずれを生んだ。

そしてマンチェスターユナイテッドのラッキーだった点は、ポグバがスーパーだったことだ。長短のパスで決定機を演出し、時にくさびを受けたりと攻撃を牽引。2点目を演出したグリーンウッドへのスルーパスは地球上でポグバとデ・ブライネしかできないだろう。ポグバはリーズ相手に4アシストを記録。

後半に入るとリンデロフ、マグワイアがフリーでボールを運び、リーズの守備全体を前向きに惹きつけられたのは大きい。3点目はフリーで前進しようとしたリンデロフからグリーンウッドに惹きつけられたコッホの裏をブルーノ・フェルナンデスに見事に利用された。

このようにしてマンチェスターユナイテッドはリーズの守備を前向きに引きつけ、その裏を利用した。マンツーマンをするリーズだからこそ活きた策だろう。

リーズは今年も美しい

リーズの監督のビエルサは攻撃的なサッカーを嗜好する。ペップが憧れる監督のデザインした攻撃は息を飲むほど美しい。今シーズンもリーズ・ユナイテッドのカウンターは鋭く美しかった。

ダイレクトを巧みに使い、ポケットを攻略しながら相手DF陣を破壊する。マグワイア、ワンビサカ、リンデロフ、ルーク・ショーらの世界最高レベルのディフェンス陣でもリーズの対応には後手を踏んでいた。

ビルドアップも全く臆することなく後方からしっかりと繋ぐ。特にジャック・ハリスンはボール奪取からのショートカウンターの起点となり、ボールをキープしてタメをつくり、フィニッシュもこなす獅子奮迅の働き。前線の選手のクオリティも伸び代十分だ。

終わりに

リーズの美しいサッカー、マンチェスター・ユナイテッドの個のクオリティの高さを見てやはりプレミアリーグのレベルの高さを感じました。

今年もプレミアリーグは盛り上がりそうです。

イルッチョ語り
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