【徹底解説】カルヴァン・フィリップスのプレースタイルやリーズやユーロ2020での活躍、父親はどんな人?

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今回はリーズ・ユナイテッドの心臓でイングランド代表としてもユーロ2020で大活躍を見せたカルヴァン・フィリップスのプレースタイルについて徹底解説!リーズや代表での起用方法やポジションの違い、父親について語ります!

基本情報

所属:リーズ・ユナイテッド

ポジション:2ボランチの一角、アンカー

イングランド代表

生年月日:1995年12月5日

市場価値:4000万ユーロ

20-21シーズンの成績:31試合1ゴール3アシスト

リーズ・ユナイテッドの成績:211試合13ゴール12アシスト

プレースタイル

戦術理解度の高さとパス能力の高さ

カルヴァン・フィリップスは高い戦術理解度とプレミアリーグ屈指の配給能力を持った選手だ。潰し屋とレジスタを融合したようなプレースタイルになっている。

奇才のビエルサに重宝されている時点で高い戦術理解度は御察しだろう。またユーロ2020でも2ボランチでデクラン・ライスと組み、臨機応変に様々なタスクをこなしていた。状況に応じて自身のポジションを修正する能力が高いので、感覚的にではなく意識的に判断を下せていることがわかるだろう。

そしてカルヴァン・フィリップス最大の武器がロングパスだ。

守備能力も優れている。低い位置に降りてジャック・ハリスンやパブロ・エルナンデス、バンフォードに素晴らしいロングフィードを提供することができる。フリーの状況であれば60m級のピンポイントロングパスも可能。味方が最も受けやすい綺麗なバックスピンをかけたキックはリーズ・ユナイテッドの攻撃の起点となっている。

またフィードだけでなくスルーパスも出せる。多少体勢が厳しくても、狙った場所に正確なボールを出すことができる。レジスタタイプのプレースタイルである選手にしては珍しく筋肉質な体をしているので、フィジカルコンタクトも気にしない。

守備面も隙はなし

カルヴァン・フィリップスは守備面でもストロングポイントを持っている。所属するクラブのリーズ・ユナイテッドで4-1-4-1-4-1の中盤の1枚を勤めており、カバー範囲も非常に広い。178cmであるが地味に空中での競り合いも強い上に、地上戦ももちろん強い。サイドに釣り出された時の1対1についてもクレバーに対応することができ、強靭なフィジカルと巧みなスライディングで相手を封殺する。

もちろん緻密なゾーンに分かれたマンツーマンディフェンスを志向しているリーズ・ユナイテッドだけあって、一対一の強さには定評がある。またマンツーマンディフェンスを志向するチームの選手ならではのボールがどこに溢れるのかなどの守備での高い予測力とトランジションの速さも売りだ。

とにかくカルヴァン・フィリップスはリーズで自身のプレースタイルを磨きあげ、隙のない守備面と高いフィード能力をストロングポイントとしてる。

リーズでの役割、イングランド代表での役割

 リーズでカルヴィン・フィリップスは重要な存在だ。先程述べたように、彼はフィード能力に秀でており中盤を飛ばしたロングフィードで効率的かつ素早い攻撃を可能にしている。リーズ・ユナイテッドでは4-1-4-1でアンカーを務めており、ビルドアップでは彼が起点になる。プレッシャーがない状況ではカルヴァン・フィリップスがセンターバックの間に落ち、ガンガンパスを通す。また両脇の広大なスペースの管理も任されており、主な戦場は後ろ目のポジションだ。

 対してイングランド代表では2ボランチの一角を務める。その際は守備時にハリーケインとの2トップ気味になり、ハイプレスをかけまくる。さらにはリトリートの際には中盤で相手を刈りまくる。強度の高い守備と速すぎるトランジションで一人で複数の守備タスクをこなす。またポジションを落としてビルドアップに関与するのは相方のデクランライスが務めるので普段よりも、前めのポジションをこなす。そこで高いフィード能力という武器を失ってしまっているが、そこがこれからのイングランド代表の工夫すべき点だ。

父親との関係、、、

カルヴァン・フィリップスはユーロ2020の開幕戦の後に父がウィルストン刑務所に収容されていると語った。父親は刑務所を何度も出入りするような人物だそうで、悪い人とつるんだり、薬物や暴行と多くの犯罪を起こしてきた人物のようだ。そしてカルヴァン・フィリップスは父親の幼い時の育った環境の悪さからそのような行動を起こすことを理解している。

カルヴィン・フィリップスの父親は実は子どもの時、学校の中、近所で唯一の黒人だったので辛い思いをしていたとのこと。自身の父親が本当に人の父というものを知らないのも仕方ない環境だったとカルヴィン・フィリップスは語る。

カルヴァン・フィリップスの父親が常に刑務所に入っている状況の中だったので、幼少期の生活は非常に苦しいものだったようだ。3段ベッドの各ベッドには兄弟合わせて二人で寝ており、母親はいつもソファで寝ていた。学校の無料給食を食べていたようで、サンドウィッチやお弁当を持ってくる周りの友達が羨ましかったと当時を回想。

リーズでプロになるまで女で一つで一生懸命育ててくれた母にカルヴァン・フィリップスは最大の敬意と感謝を払っている。

終わりに

カルヴァン・フィリップスはまだ若いし、PKを外したサカに一番早く駆け寄っていたのでお兄ちゃん感もあります、ぜひこれからもカルヴァン・フィリップスの活躍に期待です!

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