【解説】ヴィニシウス・ジュニオールのプレースタイル、背番号、ロドリゴとの関系、好調

レアル・マドリード
この記事は約4分で読めます。

基本情報

ポジション:左ウイング

ブラジル代表

生年月日:2000年7月12日

市場価値:4000万€

レアル・マドリードでの成績:98試合11ゴール20アシスト

ブラジル代表での成績:1試合0ゴール0アシスト

背番号・年俸

ヴィニシウスの背番号は現在20番の背番号をつけている

年俸は520万€とされている。

プレースタイル

ワールドクラスの突破力

ヴィニシウスの最大に強みは言うまでもなくドリブルだ。巧みな緩急のついたドリブルに、遊び心あふれるプレーを織り交ぜたブラジル人らしいドリブラーだ。

基本的にサイドに張ってボールを引き出すことが多く、1対1かつ縦スペースがあればまず仕掛ける。爆発的なスピードを持っているため相手にスピード勝負を仕掛け、勝ってしまう。

ドリブラーではあるがカットインは得意としておらず、基本的に縦突破中心だ。そのこともあってか、最近はラ・リーガの各チームに容易に対策され勝負しないことが増えている。狭いスペースであると窮屈そうにし、まだドリブルにも十分な改善点、伸び代を残している。

課題の決定力

ヴィニシウスのレアルマドリードでのファーストプレー以降ずっと指摘されているのが決定力の低さだ。

ヴィニシウスは爆発的なドリブル突破と引き換えに決定力を失ってしまっている。猛スピードで突っ込む分、体の軸がブレてしまい狙ったところにボールを飛ばせていない。

シュート全般に苦しんでおり、結果ヴィニシウスの決めたゴールの多くもディフレクシションによるものが多い。

意外なアシスト能力

普段マドリーを見ていない人からするとあまり印象がないかもしれないがヴィニシウスはアシストが多い。カウンターの際に、放り込む場所に意外性がありグラウンダーのクロスは正確だ。

チャンピオンズリーグなどの大舞台で決定的なアシストが多く、今季のインテル戦、昨季のラウンド16でのマンチェスター・シティ戦での1stレグ、2年前のアヤックス戦1stレグ、アトレティコ・マドリード戦と重要な試合で冷静な判断を見せることもある。

ベンゼマとの不仲説

ヴィニシウスといえばベンゼマからイジメを受けていると言った記事が話題になった。そのようにメディアに騒がれる原因になった試合がチャンピオンズリーグのグループステージ第2節ボルシアMG戦。ベンゼマがメンディにヴィニシウスにパスを出すなと指示していたのがカメラに捉えられていたのだ。

選手間で言い争いになることは当たり前のことだし、マンチェスターUでもリンデロフとブルーノ・フェルナンデスがチーム内で言い争っていたように我々の考えすぎであろう。

より詳しい内容は下を参照してほしい。

今シーズンのビッグゲームの鍵

ヴィニシウスは今シーズン18-19シーズン以来の大旋風を巻き起こしている。彼は自分が活躍できる新たなシステムを得たのだ。そのシステムはモドリッチ、クロースのプレス回避能力軸としたカウンターである。そこにおけるヴィニシウスの走力、突破力は異次元でビッグクラブの猛者たちでも止めることはできなかった。

リヴァプール、バルセロナ、リヴァプールの3連戦で最も敵に脅威を与えたのはヴィニシウスで異論はないだろう。リヴァプール戦のファーストレグではアレクサンダー・アーノルドとのマッチアップでアーノルドを圧倒し、最終的には手を出させるほどイラつかせた。そして課題とされている決定力の面でもヴィニシウスは優れており、リヴァプール戦では狙い澄ました2ゴールを決めて見せた。バルセロナ戦でもヴィニシウスの活躍は続き、決勝点となったクロースのフリーキックのファウルをもらったのだ。

ヴィニシウスの爆裂突破力を活かしたシステムはこれからも猛威を振るうだろう。ムバッペの獲得を見送りたくなるほどの活躍をビッグゲームで見せ続けている。

同国出身のロドリゴとの関係は?

あまり二人に関する情報がありませんが、序列が目まぐるしく変わるのでお互い良きライバルと捉えあっているに違いない。ロドリゴはブラジル人がレアル・マドリードでの生活のサポートをしてくれたとインタビューで語っているので関係は良好そう。

クラブの企画でリラックスして二人でゲームしている様子も!

タイトルとURLをコピーしました