【日本一分かり易い】ラファエル・ヴァランのプレースタイル、マンCの悪夢、移籍は?

レアル・マドリード

レアル・マドリードに数々のタイトルを残してくれた心優しいセンターバック。マンチェスターユナイテッドで新たな挑戦が始まります、、、、

基本情報・成績

ポジション:センターバック

マンチェスターユナイテッド所属

フランス代表

生年月日:1993年4月13日

市場価値:7000万€

20-21シーズンの成績:41試合2ゴール

レアル・マドリードでの成績:360試合17ゴール7アシスト

プレースタイル

センターバックの中でも快速

ヴァランのセンターバックとしての武器はスピードだ。センターバックでも脚が早く、その快速を生かしたカバーリングやクリアも正確だ。ディフェンダーとしての経験の積み重ねから、読みを利かせて最後に体を投げ出すことができる。

セルヒオ・ラモスのスピードが不足しはじめた中でヴァランの快速は重要だ。さらにラモスと違って非常にクリーンな守備をする。守備対応の際にいかに余裕があるかがわかるだろう。

もちろん一対一も自慢のフィジカルを生かしたものだけでなく、足を出すタイミングや相手にチャージをするタイミング、選択肢を狭める状況に追い込むなどと様々な工夫を凝らしているため非常に強い。たとえ相手に裏を取られても自慢のスピードをディフェンススキルで帳消しにしてしまうことが帆飛んだ。

ヴァランのディフェンススキルで特筆すべきなのはクリアとシュートブロックだ。股を抜くようなシュートを許すことはほとんどない。それだけヴァランは守備時に落ち着いている。それはクリアの方向にもあらわれている。ヴァランのクリアはゴール前のギリギリな状況を除き、正確に味方にボールを繋ぐものだ。クロス対応も見事だ。クロスを挙げられる前の準備は怠らず、その前持った準備や予測で相手のキーパスを防ぐことができる。

ヴァランはディフェンス面においてはラモス以上にスーパーだ。まさに最終ラインの壁となっている。

空中戦の強さ

ヴァランはセットプレーで大きな力を発揮できる。長身かつフィジカル的にも恵まれいるので、空中戦は非常に強い。

セットプレーに関しては高い打点ヘッドだけでなく、こぼれ球への反応も素早いので多彩な得点パターン持っている。数シーズン前のユベントス戦で見せた振り向きざまのシュートはヴァランのディフェンス離れした体こなしのうまさがわかる。

2020年11月のデータであるがヴァランの空中戦勝率は驚異の88.5%を記録していた。ヴァランの記録を上回ったのはマンチェスター・ユナイテッドに所属している超大型センターバックのハリー・マグアイアのみであった。今シーズン、ヴァランは歴代でも最高の空中戦勝率を記録し続けている。ヴァランいかに空中戦を得意としていることがわかるだろう。

コロナ禍で露呈した数々の弱点

今シーズンの序盤は鬼気迫るプレーで昨年の屈辱を晴らすかのようなプレーをしていたヴァラン。昨季のチャンピオンズリーグでのマンチェスター・C戦の2ndレグでの2失点に関与してしまった出来事から、ヴァランの弱点が今まで以上にフィーチャーされてしまうようになった。

ヴァランの明確な弱点はビルドアップの判断ミスだ。もちろんヴァラン自身の調子の良い日(自身のある日)は左サイドへの大きな展開や後方からの持ち上がりなどで打開することができる。しかし、基本的にはセーフティな選択肢を好み、右サイドバックに結構辛い状態でボールをつけてしまう。そうなると右サイドバックが相手のプレスにはめられてしまうのだ。ビルドアップ時に判断の点ではセルヒオ・ラモスに劣ってしまう。

さらにヴァランに追い討ちをかける出来事となったのがラ・リーガで1-4で敗北してしまったバレンシア戦だ。スコア通り、白い巨人の守備は完全崩壊してしまっているのだが、この日ヴァランはチェリシェフの強烈なプレスの餌食になってしまい失点にも関与した。この試合を受けてベンゼマの代理人が「ヴァランはマンチェスター・シティ戦の敗北から回復していない。彼は完全に影になってしまった」と公に批判した。

心優しくもプロの世界に踏み込んだ青年は心を痛めたことだろう。彼はマンチェスター・シティ戦のあと「この敗北は自身のせいだ。ファンに申し訳なく思っている。」と人間性が垣間見える誠実な受け答えを見せていたのだから。

加えてリーダーシップがまだ取れない点も少し心許ない。セルヒオ・ラモスがいないと少々バタつくことが多い。無観客でヴァランが後方から全然コーチングしてないことも明らかになってしまい、批判の対象にも晒された。ラモスではない相方の時にリーダー性を発揮できるように、リーダー性の点でも成長が必要だ。

サッカー界でも稀に見るタイトルホルダー

ヴァランは2018年のロシアW杯で優勝したことにより、1シーズンでチャンピオンズリーグとともに2つのビッグタイトルを手にした。残されているタイトルは欧州選手権EUROのみだ。

ヴァランは現在27歳にして18個のタイトルを獲得している。チャンピオンズリーグ4回、クラブW杯4回、スーペルコパ3回、UEFAスーパーカップ3回、コパ・デル・レイ1回、ラ・リーガ2回、そしてW杯1回だ。またヴァランは若くしてレアル・マドリードとレ・ブルーの主力に定着していたため、この数多のタイトルに本質的に貢献している。

今思返せば、19歳にしてレアル・マドリードにとって世界で最も重要な試合であるエル・クラシコで得点を決めたこの男が栄光を勝ち取らないはずがなかろう。しかし、それでもこの獲得ペースは異常だ。クラブでもヴァランよりもタイトルを獲得しているのはセルヒオ・ラモスとマルセロの生けるレジェンド2人だけだ。

移籍はどうだったのか?新たな旅の始まり

ヴァランのレアル・マドリードとの契約満了日は2022年6月30日となっていた。27歳という現在最も脂が乗っている選手なので放出するタイミングは、今年の夏しかなかった

移籍市場開幕前、ヴァランの移籍金は少なくとも7000万ユーロと見積もられていた。そのような巨額の移籍金を払えるクラブは自ずと絞られてくる。移籍先の筆頭候補は世界を代表する赤い悪魔、マンチェスター・ユナイテッドだ。マンチェスター・ユナイテッドへの移籍の噂は毎年出ていただけに、それほどヴァランに興味を持っていることが伺えた。

マンチェスターユナイテッドは2021年の夏、見事にヴァランとの合意を達成した。しかし実際のディールは4200万ポンドというマドリディスタが求めていた額と大きく隔たりがあった。近年レアル・マドリードの補強は微妙にせよ、放出に関してはうまく立ち回っていただけに少し違和感を覚える額で合意に至ったようだ。もしかしたらインセンティブ面でマドリーにかなりの額が入るようなオプションが盛り込まれているのかもしれない。

マドリディスタはもしかしたら「ヴァランは残留してくれるかも!」と期待を少しだけ抱いていたが、その願いは叶わなかった。

夏の移籍市場開幕前のヴァランの移籍伏線を少し紹介する。それは「ヴァランが来たる移籍に備えて代理人を変更した」というものだ。確かにヴァランにとって次に挑戦するクラブが、最後のクラブになってもおかしくない。それにヴァランはレアル・マドリードで獲れるタイトルを全て獲得していた。W杯後には燃え尽き症候群とも見られる低パフォーマンスを見せてしまった。マドリディスタの危惧している点はただ一つだった。「もはやヴァランにレアル・マドリードに残ってタイトルを狙うモチベーションはないのかもしれない」ということだ。

もしかしたら、この懸念は正解だったのかもしれない。

終わりに

今回はスーパー優等生のヴァラン君についてまとめてみましたが、本当に優等生すぎてあまりスキャンダルな話とか裏話が見つかりませんでした。

本当にラモスと対照的なキャラクターで面白いです。

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