【日本一分かり易い】ナチョ・フェルナンデスのプレースタイル、病気のⅠ型糖尿病とは?

レアル・マドリード

今回はレアル・マドリードの最終ラインを支え続けており、今シーズンでも重要な役割を果たしているオールラウンダーなディフェンダーのナチョ・フェルナンデスについてご紹介します!

基本情報・成績

レアル・マドリード所属

スペイン代表

ポジション:センターバック、両サイドバック

生年月日:1990年1月18日

市場価値:1000万ユーロ

今シーズンの成績:20試合0ゴール1アシスト(1701分出場)

レアル・マドリードでの成績:220試合11ゴール8アシスト

プレースタイル

まさにオールランダー

ナチョがレアル・マドリードで長い間、キャリアを築けていたきたのは彼のユーティリティ性の高さだ。ナチョはレアル・マドリードに加入して以来、ファーストチョイスであった時期はかなり短いがトップチームに加入してから10シーズン近くレアルマドリードでコンスタントに出場機会を重ねている。過密日程のかさむレアル・マドリードというビッグクラブでディフェンスラインのどこのポジションでも起用できるのは、非常に戦力として計算が立つ。

まずはセンターバックだ。ここ最近はセルヒオ・ラモスの怪我に伴って、センターバック起用が多かった。インテルとのCLグループステージ突破をかけた大一番では、怪物ルカクとマッチアップするも完封。センターバックのナチョはそれほどまでに優秀だ。ナチョは一対一も強く、スピードも速い。数シーズン前のドルトムント戦ではあのオーバメヤンにスピードで競り勝つほどだ。さらにはスペイン代表や数々の名称のもとで、ポゼッション能力とインターセプトを狙いに行く攻撃的な守備力も兼ね備えており隙がない選手となっている。そしてサイドバックとしてのナチョ・フェルナンデスを見ていこう。先に述べたように、ナチョはスピードも速いし一対一も強いのでサイドバックとしても十分に通用する。さらには機を伺って、積極的にオーバーラップも仕掛ける。もちろん場合を見てインナーラップをする器用さも持ち合わせており、カルバハルの怪我の代役にはナチョが適任だ。

カルバハルは大舞台で怪我をする傾向にあり、チャンピオンズリーグの決勝のリヴァプール戦や準決勝のアトレティコ・マドリード戦、ラウンド16で戦ったPSG戦でもナチョが代役として出場していた。ナチョはバックアッパーながら数多くのビッグマッチにも出場しており、経験も豊富。

そこいらの控え選手とは経験も実力も段違いに比べ物にならない。それがナチョ・フェルナンデスだ。

実は高い攻撃性能

ナチョの攻撃性能は意外と高い。というかディフェンスの選手に関わらず、かなり攻撃的な選手だ。センターバックに配置しても、後方からの適切な持ち上がりで中央を切り開く。ナチョはドリブルの持ち上がりがレアル・マドリードのセンターバックの中で最も巧みで、攻撃にいいアクセントをつけることができる。

また持ち前のインターセプトでボールをカットし、状況が厳しかったらファウルを貰うずる賢さを持っている。ドリブルで相手陣の奥深くまで切れ込むこともたびたびあり、サイドバックに続いて第三、第四の矢にもなれるのだ。

そしてナチョといえばスーパーゴールが非常に多いことでも有名だ。2018年ロシアW杯でペナルティエリア角からのボレーシュートにはナチョのボールにミートするうまさが表れている。さらにはラ・リーガでの一幕では、審判がゲームを止めていないことを確認し、意表をついたフリーキック弾を沈めている。キッカーとのタイミングの合った豪快なヘディングシュート、アクロバティックなボレーシュート弾も決めている。ちなみにナチョのベストゴールはスペイン代表でのボレー弾とレオネサ戦のアクロバティックボレー弾のようだ。

ナチョのレアル・マドリードでのゴール

レアル・マドリードの新オプション3バックの鍵

レアルマドリードのカゼミロの代役不在問題は新システムの誕生によって解消されつつある。それがアタランタ戦で衝撃を生んだ3バックだ。レアルマドリードの基本フォーメーションは4-3-3。たまに4-4-2、そしてごくたまに4-2-3-1と4バックがベースだ。3バックを用いて若干成功したのは、ロペテギ政権のエル・クラシコくらいだ。(あの時は途中までは、バルセロナを圧倒していたが、急造のシステムだったため最終的に崩壊した)。しかし、アタランタ戦の2ndレグ、カゼミロ不在で臨まなければならなかったためラ・リーガで試してから実践起用したのだ。結果は大成功だ。

3バックの最後尾は左からナチョ、セルヒオ・ラモス、ヴァランの3人で構成される。フォーメーションは3-5-2でフェデリコ・バルベルデがトップ下にも似た自由なポジションに配置され、中盤のインテンシティの強化と裏への飛び出しを担う。

ここで少し不安になるのがビルドアップ。4バック時でレアル・マドリードのビルドアップを後方から促進させるのは主に、セルヒオ・ラモスであり彼がいないとレアル・マドリードのビルドアップの質は大きく落ちてしまう。そんなラモスを中央に配置してもいいのだろうか。ナチョがいれば問題はない。ナチョはラモスより展開はできないが、ボールを運ぶことはできる。さらにウイングバックの状況に応じて自身のポジションを放棄し、相手のファーストプレスを回避する術を持っている。アタランタ戦では左CBのナチョが相手陣内に侵入する場面が何度もあった。

先天性の病気のⅠ型糖尿病との闘病キャリア

ナチョは実は先天性の持病を抱えている。みなさんには馴染みがない方が多いかもしれないが「Ⅰ型糖尿病」という病気12歳の頃から患っている。一般的に言われる「糖尿病」は「Ⅱ型糖尿病」に分類される。Ⅱ型糖尿病は主に食生活の乱れや加齢によって生じるものだが、Ⅰ型糖尿病は先天性のものであるため、生まれつき持っているというケースが多い。

ナチョは患っている糖尿病のため、常に計測器やインスリンを持ち歩いているという。インスリンとは体内の糖の分解を促進させる薬だ。インスリンがはたらかなければ、糖が分解されず高血糖になってしまうのだが、Ⅰ型糖尿病ではそのインスリンの分泌量が足りないのが問題だ。

Ⅰ型糖尿病の症状として挙げられのが、強烈な疲労感と回復の遅さだ。サッカープレーヤーとしてコンディション管理が難しくなる要因ではあるが、ナチョは日頃の休息の取り方や食事に気をつけてうまく調整している。ナチョ曰く

ボクにとって病気というのはチームメイトが隣にいるようなものさ

先天性の病気にも負けず、トップレベルでプレーし続けるナチョ。彼の姿は多くのファンに勇気を与え、同じような症状を持つ子どもたちに計り知れないほどの希望を与えていることだろう。

白い巨人は絶対に手放してはいけない!

「ナチョなくしてレアル・マドリードの栄冠なし」

この言葉をマドリディスタに捧げたい。今まで先に挙げたようなビッグマッチで緊急出場となっても、高パフォーマンスを見せたり、怪我による主力の離脱の中、大事な戦力として戦い続けてきたのがナチョだ。

そして何より彼は貴重なレアル・マドリードの下部組織出身だ。それもどこにもレンタルにも行かず、レアル・マドリードにずっと忠誠を尽くしてきた。彼の身体の状態もあるのかもしれないが、バックアッパーという立場にも不貞腐れることなく勤勉にハードワークをする。レアル・マドリードのDNAを携えている重要な選手なのだ。今シーズンもチャンピオンズリーグのビッグマッチで起用され、見事なパフォーマンスを見せ続けている。

現行契約は2022年の6月まで。今夏に放出しなければおそらくフリーでの移籍となる。レアル・マドリードもそれを避けたがるはずだし、おそらくナチョ引き止めに動くのではないだろうか。年齢も30代に差し掛かりキャリアの終わりも見えてきたナチョ。是非ともレアル・マドリードに残り続けて欲しいものだ。

終わりに

ナチョは僕の中でもかなり大好きな部類に入る選手です。噛めば噛むほど味が出るプレイヤーでしょう。これからもナチョを応援し続けましょう。ナチョならきっと我々の期待に応えてくれる活躍を毎試合提供してくれますよ!

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