今回はイングランド代表の将来のエース候補かつチェルシーのキャプテン候補のメイソン・マウントについてご紹介します。ランパードの秘蔵っ子として重宝され続けてきましたが、トゥヘルに政権交代してもマウントの重要性は変わりません。そんなマウントのプレースタイルについてご紹介させていただきます!
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基本情報・成績
ポジション:トップ下、インサイドハーフ
所属:チェルシー
前所属:ダービー・カウンティ
イングランド代表
生年月日:1999年1月10日
市場価値:6000万ユーロ
今シーズンの成績:48試合7ゴール8アシスト
チェルシーでの成績:100試合16ゴール13アシスト
推定年俸:6億9500万円
プレースタイル
高いキック精度
マウントの最大の武器はキック精度です。チェルシーではセットプレーのキッカーは基本的にはマウントが務めています。右足から放たれる高精度のボールは最終ラインにフィジカルゴリゴリ、空中戦強いマンを多く抱えているチェルシーにとって大きな武器となっています。
マウントの球種は基本的に鋭く曲がりながら落ちるボール。小柄ですが、シュートの威力も十分でかなりボールスピードです。直接フリーキック何本の沈めており、チェルシーのセットプレーにおいて重要なピースとなっています。
オープンプレーの中でも持ち前のキック精度を生かした強烈なミドルシュートという飛び道具をマウントは持っています。カットインしてからのミドルシュートはもはやマウントにとって一つの成熟した形となりつつあり、わかっていても止められないコウチーニョ砲まで成長していくかもしれません。ミート力が高いということで、味方のクロスボールやこぼれ球にボレーを合わせるも得意としています。ロースコアゲームで重要な勝ち越し弾を決めるなど、マウントの選手としての株は上がり続けています。
ピッチを縦横無尽に走りまくれる
マウントは90分間走り続けるだけのスタミナを持っています。攻守ともに奮闘できる選手ですので、監督しては非常に計算がしやすい選手です。攻撃重心の選手かと思いきや、実は守備もかなりハードにいきます。イエローカードをもらうほどのタックルを仕掛けるのはザラですので、マウントは相手チームの中盤の中盤のキーマンの潰し屋でありながら、攻撃にエッセンスを加える役としてとても重宝されています。
マウントのランニングはとても効果的で状況に応じて間で受けるだけでなく積極的に裏抜けも狙います。味方のためにスペースを作るランニングも得意としており、数字につながらない点でもマウントは強みを持っているわけです。
基本的にマウントは間で受けるのを好む選手ですが、スペースに入ってくるタイミングはチェルシーでスタメン級だけあって非常に巧みです。ラ・リーガで見られるようなスペースの上手な生かし方に加えて、繊細なボールコントロール、ドリブルを可能にするテクニックと、素早い判断を下すための
状況把握能力、処理能力があるので彼の特性は現在の彼のポジションと非常にマッチしています。
メンタリティも大物級
マウントのメンタリティにはどこか大物感が漂っています。まずもって2部しか経験していなかった若手選手が突然プレミアリーグ1部のチーム、それもチェルシーに移籍して即戦力になっているのがとんでもないことです。世界的なクラブだけあって周囲からのプレッシャーも並々でない中ですが、しっかりと周りの期待に応えるどころか期待を大きく上回る活躍を見せています。今シーズンは昨シーズンを上回る活躍を見せており、もはや成長は止まるところを知りません。
チャンピオンズリーグの準決勝でチェルシーはレアル・マドリードと対戦したのですが、マウントのゴールでレアル・マドリードを破り見事決勝進出を果たしました。その後、インタビューでマウントはクロースの
「今まで15年間試合前に眠れないということはなかった」という発言にアンサーを返し
「彼らは対戦相手の選手が眠れなることはなかったと言ったみたいだけど、眠れなくなるほどチームとして心配する必要があったんじゃないかな?」
と大胆な発言を繰り出します。しかしクロースは偉大なるチャンピオンズリーグを何度も制覇してきた先輩として
「まだ眠れてるよ。初めてのチャンピオンズリーグ決勝を頑張って」
とクールにいなしました。世界を代表するインサイドハーフに対して舌戦をふっかけるなどとメンタリティはすごいです。ただクロースもクールに先輩らしく返しているところがなんとも絶妙で、さすがですね!
次ページは気になるメイソン・マウントの彼女や親友デクラン・ライスとの関係などについて!