今回は玄人好みのプレーヤーのフアン・アラーノ選手についてご紹介します!私の周りでは「ザーゴはなんで起用してるの?」と疑問に思う人が多かったので彼の魅力をイルッチョがお伝えしましょう!
たしかに玄人好みで難しい選手ですよー
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基本情報
ポジション:右サイドハーフ、インサイドハーフ
所属:鹿島アントラーズ
生年月日:
昨シーズンの成績:
今シーズンの成績:
性格は非常に人懐っこいようで、エヴェラウド曰く「フアンはいいやつ」なのだとか。よく喋るし、元気あふれる明るい性格のようです。もちろん一番仲良しはブラジル人組だそう。
プレースタイル
ブラジル人らしいテクニック
フアン・アラーノは得点やアシストが多い選手ではない。しかし彼が中盤にもたらす安定感は、ずば抜けており試合を中盤で支配したい試合にはもってこいだ。
シンプルなボディフェイントとターン、切り返し、また抜き、ブラジル人らしい様々なテクニックを使いボールをキープする。ただここで注意書きではあるが、彼のドリブルは運ぶ、キープするドリブルであってかわす、抜くドリブルではない。地味ではあるが非常に巧みなドリブルである。
キープするドリブルだけがアラーノの強みではない。彼の真髄はボールコントロールにある。町田や永戸、エヴェラウドからの大きなサイドチェンジもなんなく処理してしまう。Jリーグレベルではたまに、トラップが大きくなってしまったり、ボールがあらぬ方向に飛んでしまうこともあるがフアン・アラーノがコントロールに困っているのは見たことがない。ディフェンスが来ていることを確認して、ワンタッチでボールを捌いたり、フェイントを少し入れてひょいと相手と入れ替わったりとトラップ時の引き出しは非常に多い。
トラップ、ドリブルでタメを作れるフアン・アラーノは前線の起点にもなるのでゲームを支配したい時にはフアン・アラーノの存在は必須だ。
Jリーグを超えた守備レベル
フアン・アラーノの秀でた点は守備能力の高さだ。プレッシングの際のマークの切り方、プレッシングに行くのか行かないのかの判断、単純な一対一の強さを総合するともはやラ・リーガに行っても通用するのではないかと思うほど非常に守備が上手い。そして鹿島アントラーズで重要視される、セカンドボールへの反応の速さ、球際の強さは目を見張るものがある。まるで長年鹿島でプレーし、身にジーコスピリットを宿している選手かのようだ。
戦術理解度も高く、アラーノの機転を効かした判断によって右サイドでは相手を挟み込んでボールを取る光景がよく見られる。右サイドバックに起用される広瀬は守備に難ありなのでフアン・アラーノのような守備で計算が立つ選手との組み合わせで、守備を安定させているケースが多い。
そして単純に走力が凄まじい。攻守にわたってスプリントを繰り返すことができ、プレスバックもさぼらないのでチームとしてはとても助かる選手だ。若手の選手が前半から肩を切らしてしまうようなタスクでもフアン・アラーノは平然と行ってしまう。
これらの守備レベルの高さからフアン・アラーノは計算が立つ選手としてザーゴ政権では非常に重宝されていた。
攻撃面に課題を残す
フアン・アラーノはフィニッシュ面が弱点だ。積極的にシュートを放つが威力が弱い、または枠内に飛ぶことが少ないといった具合だ。相棒であるエヴェラウドにチャンスメイクをするシーンが昨季は多かったが、今季はそのエヴェラウドが絶不調だ。アラーノも目に見える成績を残せていないので、少なからず焦りはあるだろう。
クロスやラストパスの精度は不思議と高く、あとはシュートのみ。ここの課題が改善されればもっとスーパーな選手になるはずだ。
実は大食い
今シーズンの序盤少しオーバーウエイト気味だったフアン・アラーノに驚いた方もいるかもしれない。もしかしたら、大食いなのが関係しているのかも。
フアン・アラーノはエヴェラウドが語るにはとても大食い。フアン・アラーノよりひとまわり体の大きいエヴェラウドよりも食事の量が多いそうだ。エヴェラウドはフアン・アラーノの食事の量を「どこか狂っている」と表現している。彼のプレースタイル的に運動量が人一倍多く、エネルギーを多く消費しているのが関係しているかもしれない
こちらの動画でフアン・アラーノが大食いなことが発覚。
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