【覚醒】鈴木優磨のプレースタイルや凄さ、代表未招集の謎を解説!

鹿島アントラーズ
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今回は鹿島アントラーズで育ち、世界へと羽ばたいた日本屈指のストライカーへと成長しつつある鈴木優磨選手についてご紹介します!

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基本情報・成績

ポジション:センターフォワード

所属:鹿島アントラーズ

前所属:シントトロイデン

生年月日:1996年4月26日

市場価値:220万ユーロ

今シーズンの成績:34試合17ゴール4アシスト

プレースタイル

ワンタッチシュートの技術の高さ

鈴木優磨の得点パターンの多くはワンタッチシュートだ。まさにストライカーの必須スキルを鈴木優磨は身につけている。これはベルギーリーグで身についたものではなく、鹿島アントラーズ時代から培った技術だ。

ヘディング、右足、左足全てでゴールキーパーの取れないコースに蹴り込むことができる。特にヘディングは強烈で、対空時間が長いわけではないものの、タイミングよく飛び込み正確にボールにミートできているのでフリーで強烈なヘディングを放っている。ヘディングゴールも叩きつける形のゴールも多いので十分余裕を持って競り合えている証拠だ。

また多少角度の厳しいボールでも持ち前の得点感覚を活かしてゴールに流し込むことができる。Jリーグでのデビューゴールは彼の中でもベストゴールの一つであろう。クロスにバックヘッドで合わせて、G大阪相手に見事な同点弾を叩き込んだ。相手をブロッキクングしながらワンタッチで決める能力は欧州でも高いレベルだろう。

さらにはストライカーとして重要な泥臭さも兼ね備えており、何が何でも得点を取りにいく姿勢はいい意味で日本人らしくない。

フリーになる技術

鈴木優磨が得点できる要因はここにある。鈴木優磨の足は決して速くはなく、欧州で見ればストライカーとしてはハンディを抱えているようにすら感じる。しかし、鈴木優磨はフリーになる技術が高いので足の速さは彼の戦いにおいて関係ない。

味方とクロスオーバーする形でボックスに飛び込んだり、センターバック間にぬるっと入り込んでマークのずれを狙うなどオフザボール時のプレーの引き出しが非常に多い。味方が抜け出した際もしっかりと横に走り込み、お膳立てしてもらう。鈴木優磨の憧れの選手、クリスティアーノ・ロナウドを体現しているかのようなオフザボールだ。本人もおそらくサッカー史上屈指のストライカーに影響されているに違いない。

そしてストライカーとして最も大事な得点への嗅覚を持っている。こぼれ球には誰よりも速く反応して、ゴールを決めている。予測して誰よりもはやく、フリーでボールをゴールに流し込むプレーはすでに日本トップだと考えていい。

なぜ代表に呼ばれないのか!?

鈴木優磨が代表に呼ばれない。執筆時の段階でリーグ戦17ゴールを挙げ、日本人の海外1部リーグでの最多得点を更新したのにも関わらず、呼ばれる気配はなさそうだ。モンゴル、韓国との親善試合の時点えも15ゴールを挙げていた鈴木優磨は代表には再び招集されなかった。やはり森保監督と鈴木優磨には何らかの因縁があるのではと考えてしまうのもいささか仕方がない状況へと発展している。

ことの始まりは鈴木優磨のTwitterだ。我々が彼らの関係性を測ることができるのは、消されてしまった鈴木優磨のツイートのみ。「イライラする態度が気に食わねえんだったら、呼ぶんじゃねーよ。」代表ウィークに鈴木優磨のTwitterでその旨がポツンと投稿された。あくまで推測に過ぎないが、森保一監督が鈴木優磨を招集しなかった理由を聞いた際に、不満が爆発してツイート。そのツイートを確認した森保一はますます鈴木優磨を招集したくなくなったという流れであろう。

とりわけ代表チームの監督は素行不良やチームの輪を乱す存在を代表チームから切り離す傾向にある。フランス代表歴代監督がいい例であろう。彼らはどんなにスーパーな選手であっても、不安要素があればナショナルチームには決して招集しなかった。以前から素行が悪かったナスリ、真偽はわからないが代表チームメイトを恐喝したとされるベンゼマも決して招集しなかった。森保監督もその節は十分あるだろう。

しかしここで事態は急展開。森保監督は4月19日に鈴木優磨のことを「代表にも絡んでくるプレー」と賞賛したのだ。もしかしたら、次の代表戦は二人が共に戦う姿が見られるかもしれない。

何がすごいのか?

ここまでを要約すると鈴木優磨の最大の魅力はゴールへの嗅覚、フリーになる技術だ。その技術が日本人の中でずば抜けているのが鈴木優磨の凄さ言えるだろう。

加えてメンタリティも評価したい。クラブW杯の準決勝で決勝のレアル・マドリードへの挑戦権が大きく近づく3点目を鈴木優磨が決めた際にリスペクトも込めたクリスティアーノ・ロナウド特有のゴールセレブレーションを披露した。畏れ多くてそんなパフォーマンスをしようとも思わない選手がほとんどだろう。そんな中、全世界にむけ恐れ知らずのパフォーマンスをした鈴木優磨のメンタリティは面白い。

それだけでなくGKとのフィジカルコンタクトも恐れていないように見える。五分五分の場面では絶対に勢いを持って飛び込む。そんな彼の野生的な気概も日本の将来的なストライカーとしての器を感じさせる。

鹿島に帰還

20-21シーズンでのベルギーリーグでの大活躍を受けて夏の移籍市場でのステップアップ移籍はかなり濃厚だった。有力な移籍先として挙げられていたのがセリエA所属のカリアリ、そしてベルギーリーグの上位クラブだった。

ブンデスリーガの2部に降格したシャルケからは実際にオファーまで届いていたという噂もあるが、鈴木優磨は結局ステップアップ移籍をすることができず、最悪の形でシントトロイデンに残留することとなってしまう。移籍市場閉幕ぎりぎりまで粘っていたが移籍できず、チームとして戦力には組みこれない厳しいシーズンの始まりとなった。

そして鈴木優磨が新たな挑戦として選んだのが鹿島アントラーズへの復帰だ。鹿島アントラーズは鈴木優磨がチームを去って以降一つもタイトルを獲得できていない。今回、鈴木優磨にかかる期待は欧州挑戦前とは比べ物にならないくらい大きいものとなっている。

ぜひ鹿島で活躍して選手として新たな殻を破ってほしい。

終わりに

鈴木優磨選手は実は鹿島アントラーズにいた頃から応援していた選手で、間近で見たこともあります。他の選手は写真OKでしたが、残念ながら鈴木優磨選手にはお願いしたら断られてしまいました、、、(そこがまた彼らしい)

正直ここまで活躍するとは思っていなかったのですが、我々の想像力を超えるポテンシャルを持っているということで、これからもさらに期待大じゃい!

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