メッシとの仲
アグエロはメッシと仲がいいことでも知られている。クラブでは一緒にプレーしたことはないが、アルゼンチン代表では年代別から一緒にプレーしている。メッシと仲の良いエピソードがある。
2005年のオランダ開催のU-20W杯での話である。ホテルではメッシとアグエロは同部屋で試合以外の時間も一緒に多く過ごしていた。スペイン戦の前日、アルゼンチン代表メンバーは監督から夜の10時には自分たちの部屋に残ることを義務付けられていたが二人は、時間のギリギリまでホテルの1階で遊んでいた。その時は二人でパソコンのチャットを楽しみながらスナック菓子やジュースを楽しんでいたという。メッシがアグエロに「時間になるからもう行こう。」というとアグエロ「いやもうちょっと残ろうぜ」とメッシと誘い二人で遊んでいた。しかし事件が起こらないはずもなく、、
約束の時間を過ぎた10時2分にエレベーターの扉が開き、そこいはU−２０の監督のサロリオが立っていた。2人してこっぴどく叱られたという。
このエピソードだけで二人の仲の良さが伝わる。アグエロのバルセロナ移籍の噂はメッシの仲の良い選手をバルセロナに集めメッシに残留してもらおうという思惑も十分にあるだろう。それだけアグエロとメッシは深い仲なのだ。
涙の別れ
アグエロとシティの10年にも及ぶ長い旅はついに終わるを迎える。契約満了の2021年6月に先駆けてマンチェスターシティはアグエロのシーズン終了後のクラブ退団を発表した。
マンチェスターシティでのキャリアの終盤は怪我に苦しめられるものとなった。アグエロは立て続けの膝の怪我によってピッチとリハビリルームを行ったり来たりする日々が続いてたのだ。クラブもアグエロの将来を慮って、シーズン終了前に彼の退団を発表した。彼の次の移籍先への準備、心の整理の時間を十分に設けるために。
これはマンチェスターシティに貢献した選手みんなに共通することで、シティはレジェンドたちの気持ちを尊重して、シーズンん終了前、早い段階で彼らの退団を発表する。ダビド・シウバ、コンパニも例外ではなく、彼らも早い段階で移籍先を決めていた。
また一人、マンチェスターシティの歴史を作った偉大な選手がクラブを去ってしまう。きっとアグエロの名はクラブの施設のどこかに刻まれるに違いない。我々はその名を見るたびに輝かしかった彼らの活躍した時代を回想するはずだ。
終わりに
今回はマンチェスターシティのレジェンドについて語らせてもらいました。ここぞというアグエロは頼りになるし、これからもサッカー界を盛り上げてくれないと個人的には少し寂しいです。アグエロの新天地はどこに決まるのかはわかりませんが、きっと天性の才能を発揮して得点を量産してくれるでしょう。
ありがとう！セルヒオ・クン・アグエロ！
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