今回はクロアチアが産んだバロンドーラーのルカ・モドリッチについてご紹介!35歳にも関わらず今が全盛期と言って過言ではないプレーを見せているので、是非ともレアル・マドリードとモドリッチにを注目してみて下さい!
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基本情報・成績
ポジション:インサイドハーフ、ボランチ
所属:レアル・マドリード(背番号10)
クロアチア代表
生年月日:1985年9月9日
市場価値:1000万€
年俸:960万£(約13.4億円)
レアル・マドリードでの成績:378試合26ゴール80アシスト
今シーズンの成績:35試合4ゴール5アシスト
クロアチア代表での成績:133試合16ゴール
プレースタイル
モドリッチの良さの多くは言語化が難しいのでわかりやすさ重視で解説させてもらう。詳しく知りたい方はぜひTwitterのモドリッチを愛する方々の残したnoteを見てみると良いかもしれない、、
それでは一つずつ紹介していこう。
中盤を支配する圧倒的技術
モドリッチはレアル・マドリードの中盤の選手だけあって技術は半端ない。トラップ、パス、シュートどれを取っても世界最高レベルだ。
ドリブルは相手をいなすだけでなく、モドリッチは抜き切ることまで可能だ。敵を背面にしてシャぺウにも似たコントロールで相手を嘲笑ったり、猛烈プレスをかける敵に対し2連続また抜きをかましたりとド派手な上手さも兼ね備えている。
地味な上手さはもちろん要所、要所で見せる。小さな体を大きく揺らすが、リアルでもあるボディフェイント、相手を滑らせるキックフェイント、味方だけが触れるところに送るアウトサイドキック。最後のアウトサイドキックに関してはもはや、モドリッチの代名詞と言っていい。アタランタ戦ではフリーキックでアウトサイドキックで放つという離れ業を魅せていた。
ピッチ上の監督と謳われる
モドリッチの最も評価されている点はテクニックではない。優れた戦術眼である。モドリッチは試合を通して相手の弱点を見極め、ポジションやビルドアップの方法、ファイナルサードでの最適な攻撃を見つけ出す。ロナウド退団後初めて迎えたシーズンでは、攻撃に厚みを加えるためにモドリッチは以前よりも高い位置でプレーするようになったりとプレースタイルをアップデートした。
セリエAのおなじみ実況者の細江さんも、チャンピオンズリーグのラウンド16のレビューでモドリッチについて語っていた。アタランタを応援する身として「アタランタにとって最も恐ろしいのは、モドリッチに試合中にアタランタの弱点を見抜かれることである」であるとモドリッチを警戒していた。試合中にモドリッチが自分だけでなく味方も動かして、ゲームを有利に進めていく様はまさにピッチ上の監督であろう。
モドリッチがいるといないとでは縦パスの本数も変わってしまうし、チームそのものが変わってします。とりあえずレアル・マドリードを指揮する監督はモドリッチをスタートに固定しておけば、勝手に問題を解決してしまうだろう。
クロースもいればどんなプレスも回避できる+神がかったゲームクリエイトをできる。もはや指揮官不要でも二人が修正すればいけるんじゃないかと思わせてしまう。
忘れてはいけないモドリッチ砲
モドリッチといえば矢のようなミドルシュートも武器として持っている。体格からは考えられない初速でボールはゴールに向かっていく。要は体の使い方がめちゃくちゃ上手いので、強いボールをフィジカルに頼ることなく放つことができている。
伝説なのはユーロ2016の浮き球ダイレクトボレーミドルとアルゼンチン戦のディフェンスを揺さぶりに揺さぶった後のミドルシュートであろう。ラ・リーガでは定期的にバズーカのようなゴラッソをネットに沈めている。