【徹底解説】エンゴロ・カンテのプレースタイルや凄さ、進化、貧困からのシンデレラストーリーとは?

チェルシー
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ゴミ捨て場の少年からメガクラックへ、、

カンテの両親はマリ出身の移民だ。当然フランスに移住しても生活は苦しく、そんな中生まれたのがエンゴロ・カンテだ。街に住む人々の多くも移民であり肉体労働が主な仕事だった。カンテもまた幼い頃から働きに出ており、ゴミ捨て場で拾ったゴミをリサイクルセンターに運ぶ毎日を過ごしていた。小さい頃から重いゴミを運んで、数km道を行ったり来たりしていたのが今のカンテの強靭な身体を形成したのかもしれない

1998年にフランスがW杯で優勝する姿に憧れてカンテもサッカーに励む日々を送っていた。カンテは幼い頃から自身のすべき役割を理解していたようで、「チームのために走る」ことは全く厭わなかった。

メキメキと実力を伸ばしていったカンテはフランスリーグの2部相当に当たるブローニュでプロとしてデビューした。しかし残念ながらリーグを19位で終えてしまいチームは無念の降格という結果となってしまう。3部に落ちてもカンテは自身のプレーに磨きをかけ、大活躍。その後2部にあたるカーンに移籍。カーンの昇格にも貢献した。リーグアンではタックル数1位をいきなり記録するなど更なる飛躍を見せ、プレミアリーグ1部のレスターに移籍する。

レスターに移籍してからもカンテの快進撃は止まらない。後に「ミラクルレスター」と呼ばれる奇跡の優勝の立役者となり、チェルシーに移籍。チェルシーでも優勝を果たし、2年連続でプレミアリーグのトロフィーを掲げた。そして現在もトゥヘルに愛されており、チャンピオンズリーグ優勝に主力として貢献した。

バロンドールとこれからの展望

カンテは2021シーズンのバロンドールに選ばれてもおかしくないほどの活躍を見せた。チャンピオンズリーグの準決勝レアル・マドリード戦2試合と決勝マンチェスターシティ戦でMVPを獲得し、チェルシー優勝の立役者であることは間違いないはずだ。あと残すタイトルはEUROのみ。フランス代表に久々の国際タイトルをもたらすことができれば、バロンドール獲得に大きく前進するだろう。

そしてこれからの展望についてだが、カンテにとってはチェルシーに残り続ける選択肢が一番濃厚であろう。今まで幾度となくチェルシーからのステップアップ移籍の噂が流れてきたが、噂にすぎないという結果に終わっている。またカンテ自身も昇給は望んでおらず、穏便に契約延長に応じる構えをとってきた。カンテはクラブ側が望むのであれば契約延長も問題なく応じるだろう。

カンテの有力な移籍先として挙げられてきたのがレアル・マドリードとPSGだ。レアル・マドリードは獲得を熱望してきたジダンがクラブを去ったことによりカンテの獲得は白紙に戻った。残るPSGであるが、同じくフランスの新星であるレンヌのカマヴィンガをターゲットにしているとの噂が浮上したため、30歳をすぎるカンテをターゲットにはしないと予想される。

正直なところレスターに再び戻るカンテを見たいが、しばらくはチェルシーが放出しそうもない。体のキレがあるうちにレスターで再び無双する姿見てみたい。

終わりに

カンテの人柄もさることながらプレーも非常に素晴らしいです。カンテはバロンドールに選ばれても全くおかしくないんだぞ、ってことを理解してもらえたり、周りの人に教えてもらえると嬉しいです!

これからもカンテ選手のご活躍を祈念して、アディオス!

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