今回は簡単なマッチレビューということでイタリア代表対スペイン代表の要注目ポイントの中盤について語ろうかなと思います。
今回の記事はつれづれなるままに書いた雑記記事みたいなもんなのであしからず〜
ちなみに参考文献はこちら

両陣営の確認
イタリア代表、スペイン代表ともに使用するのは4-3-3。準決勝でも互いにこのシステムを用いることが予想されます。ここで両陣営の中盤を少しだけ説明。
イタリア代表
ヴェラッティ
PSG所属の言わず取れたスーパースターの一人。イタリアがプレーオフの末、W杯を逃したのは彼が2ndレグにいなかったのが大きな要因とさるほど、イタリアの心臓。メディアを喜ばせるタイプの選手で退場処分も多く、ピッチで熱くなることも多い。世界を代表する技巧派。
バレッラ
インテルの久々の優勝の立役者。高いサッカーIQでインテルの鉄壁の守備にも貢献。ピッチを走り回り、二列目からも飛び出す。クラブでのビッグマッチでの活躍ぶりに、期待がかかる。レアル・マドリード戦でのラウタロへのアシストは芸術的。
ジョルジーニョ
イタリアマフィア感あふれるセクシーさを兼ね備えたチェルシーとイタリアのレジスタ。高い展開力はもちろん、必殺のワンタッチスルーパスをスペイン代表戦で見てみたい。チャンピオンズリーグ優勝の公約で髭を剃ったがすぐ生えた。
スペイン代表
ぺドリ
昨季大ブレイクし、市場価値をどんどん上げているスペインの至宝。とてつもない運動量に加え攻撃と守備どちらにおいても貢献度が高く、隙がない選手だなという印象。バルセロナのカンテラ育ちじゃないのに1年目18歳にしてどれだけフィットするんだ。末恐ろしい怪物。
コケ
安定感抜群のアトレティコマドリードの闘将。スペイン代表のインサイドハーフでここまで相手を潰せる選手はいないんじゃないかな?セルヒオ・ラモス不在の中、リーダーシップを発揮できる数少ない存在。アスピリクエタとのいぶし銀対決が盛り上がりそう。
ブスケツ
「彼がいるいないとでは全然違う」タイプの選手。しれっと最高の縦パスを入れる能力は世界随一。そしてW杯優勝、ユーロ2連覇を知るスペイン代表唯一の存在であり、彼の経験値をルイス・エンリケは非常に評価している
てな感じで特徴をぱぱっとまとめてました。
データにおいても優秀さが際立つ両陣営
ぺドリのペナルティエリアへの侵入はもちろんイタリア代表にとっても驚異だ。しかしイタリア代表にもぺドリと同様に攻撃面で違いを作る事が可能な選手がいる。それがヴェラッティだ。
ユーロの本大会において彼よりもボールを5ヤード以上前進、またはペナルティボックスにボールを運んでいる選手はいない。次点がぺドリだ。上位を見てみるとホイビュアを除いて先に述べた6選手が皆ランクインしている。
両チームの攻撃を中盤の選手が牽引しているのは間違い無いだろう。

マンチーニ政権とルイス・エンリケ政権どちらの方がより戦略的かと問われれば、それはもちろんマンチーニ政権であろう。マンチーニはユーロの本戦が始まる前から、親善試合の段階から戦術を徐々に浸透させていた。
守備戦術は流石のイタリア。前線からのコースを切りながら追い詰めて奪うハイプレス、ハイプレスを回避された場合の予備プランの徹底は流石だ。イタリアの国を挙げた戦術育成がまさに実った形だ。さらに守備だけでなく、ポゼッションも可能。ヴェラッティとバレッラ、ジョルジーニョの優れたヴィジョンだけでなく、インシーニエやキエーザといった個の爆発力を兼ね備えた選手も待っている。
唯一の懸念はアンカー脇。攻撃戦術の未構築感の否めないスペイン代表であるが、ぺドリの気の利きようであればエンリケ監督が言わなくてもそこを突きそうな予感がする。それは逆も然りでスペインのアンカー脇もチャンスがある。バレッラとぺドリの小兵が試合を分けそうな予感がプンプンだ。
終わりに
スペイン代表もイタリア代表も中盤の控え選手の質は最高です。スパイン代表はアトレティコマドリードのもはや主砲へと成長したエネルギッシュなマルコス・ジョレンテ、ナポリの中央でパスを捌きに捌いているというファビアン・ルイス(あんまプレー見た事ない)、真面目なロドリ。
イタリア代表で言えばサッスオーロで大ブレイクを果たしていますロカテッリ、アタランタで魔改造中の走れる、戦える、点も決めるペッシーナも見たいです。
とにかく頑張って起きるぞー
お時間のある方、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしく、モチベーションになります。所要時間は5秒です。どうか何とぞよろしくお願いいたします!