マンチェスター・シティ対リヴァプール!過去5試合の頂上決戦を振り返る。

プレミアリーグ
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今世界で最もレベルの高い試合を提供できるカードといえばマンチェスターシティ対リヴァプールのカードです。今回はそんな注目のカードの見所を紹介していくでござる。

2021/2/8—4-1シティ勝利

”フォーデンの覚醒”

この試合もリヴァプールは守備の要であるファンダイクを怪我で欠き、ヘンダーソンとファビーニョの急造センターバックコンビで試合に臨むこととなった。対するシティもチームの絶対的な中心であるデ・ブライネを欠き、互いに手負いの状態で戦うこととなった。

前半から互いに強力なハイプレスを掛け合い、それを交わして攻撃までなんとか持っていこうとする一進一退の展開。前半はこれといった決定機もなく、激しいインテンシティのなか時計の針がただ進んでいった。

後半に入ると両者過密日程の影響もあり、前半ほどのインテンシティは見られなくなっていった。カンセロロールが段々と、リヴァプールのDF陣にずれを生じさせていく。最終的にはカンセロロールによって水を得た魚となったギュンドアンが先制弾を叩き込んだ。しかしその直後に、ルベンディアスがクリアミスにより、サラーにPKを与えてしまう。これを落ち着いて決めトントンとなった矢先にマンチェスターシティにもPKが与えられる。キッカーはギュンドアン。

しかしゴールはバーの上を大きく通過してしまう。これでリヴァプール相手にシティがPKを外すのは4回連続、そんな不穏な空気が流れる中、一人の神童がシティを救う。アリソンのキックミスを見逃さず、いとも簡単にヘンダーソンを外しギュンドアンにアシスト。シティが一歩前に出る。アリソンのミスは続き、リヴァプールはさらに失点。そして最後にフォーデンが20歳とは思えないゴラッソを叩き込み、リヴァプールを4発粉砕。この試合、得点以外にもフォーデンは獅子奮迅の活躍を見せ、シティの誇る神童の覚醒の予感を漂わせたのだ。

2020/11/9—1-1引き分け

 
 
 
 
 
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”互いに采配振るわず痛み分け”

過密日程の中、行われて世界最高の2チームの対戦。お互い4-3-3を崩して望んだ試合だがシティは新加入選手のフェラン・トーレス、対するリヴァプールはジョタを大抜擢。両選手好調を維持していたが、この試合では目立つことができず、両指揮官は結局2人を交代してしまう。

前半中盤ジェズスの巧みなトラップから先制するも、マネの爆速突破を許しPK健常でリヴァプールにすぐ追いつかれてしまう。その後はアレクサンダー・アーノルドが負傷退場や、各選手にも疲れの色がよくみえ試合は停滞してしまった。またクロップがフィルミーノを交代していこうリヴァプールも攻撃に苦しみ出した。お互い苦しい台所事情で迎えたゲーム(特にリヴァプール)過密日程がいかに選手を苦しめているかが色濃く現れてゲームであった。

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