【LaLiga第14,15節】R・マドリードVSセビージャ、アトレティック・クルブ〜地獄の連戦を連勝で飾る〜

イルッチョ語り
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今回も2節セットで書きました、理由は単純にクォーターの境目で色々と忙しかったからです。ブログに訪れているユーザー数の減少にともなって急いで多くの選手解説シリーズをアップしたのも苦しかった要因ですね。テストやらなんやら、実験やらなんやら、授業課題も難しくなるわで全国の大学生も過密日程になっていることでしょう。

ささっと振り返ります。

セビージャ戦

今回のセビージャは負ければ首位が入れ替わるマドリーにしてはまさに首位攻防戦となった試合。セビージャはこの試合までラ・リーガ最小失点とここまでわずか一敗とチームのチャンピオンズリーグでの振るわない成績に対してリーグ戦は好調です。

スタメンはこちら

戦術チックなことは戦術分析家であるらいかーるとさんがガッツリ解説していたので忘れないうちにリンクを貼っておきます。

https://building-up.com/2021-22match-reports-eurosoccer/post-3235/

この試合は本当にラ・リーガらしい試合で各選手の技術の高さや各ポジションでの心躍るマッチアップが多かった試合でしたね。互いにプレスを剥がしあって、選手の華麗な美技も光る素晴らしい試合でした。

この試合を動かしたミリトンはできることがどんどん増えていって、元からの長所はガンガン伸ばしています。ヴィニシウスへの体格ロングフィードはもはやチームとしての武器の一つであるし、ボールを運んでのプレス回避やくさびのパスの正確性と鋭さもどんどん向上しています。ここまであっという間にmトンが成長するのは誰にも予測できなかったでしょう。

そして真打ヴィニシウス、圧巻のミドルシュートでの決勝弾。「お前そんなこともできたのか!」と驚きながらも喜んだマドリディスタも多いのでは?

アトレティック・クルブ戦

セビージャ戦から中2日で迎えたアトレティック・クラブ。前節セビージャに2得点奪い勝利したので、アトレティックがリーグ最小失点のクラブとなりました。ということでマドリーは2試合連続リーグ最小失点のチームと戦うという少し不思議な運命に。

アトレティックは点は取られないけど、なぜか点がとれないというチーム状況。

スタメンはこちら。

地獄の5連戦の中では比較的楽な方のチームであったのでターンオーバーが予想されましたが、結局買えたのはバスケスだけ。

渦中のバルセロナを一目見ようとアトレティック対バルセロナを見た時に、鋭いカウンターでバルセロナを圧倒していたシーンを見ていたのでアトレティック相手に大幅なターンオーバーができなかったのも無理はないなと個人的に思いました。

ただナポリではものすごく上手くやっていましたが、それ以外のクラブではあまりターンオーバーがうまくいってないという前評判だったので過密日程もかなりメンバーを固定することが予想されそうです。

アトレティックは徹底してカウンターを狙っていました。しっかりと自陣で4-4-2のブロックを作り低く構え、ボールを奪ったらターゲットマンであるイニャキ・ウィリアムズにボールを預けます。アトレティックのカウンターはどれもダイナミックで、チーム全体で連動したカウンターであっという間にマドリーのゴールに迫ります。

前半はマドリーがボールを握る時間が長かったですが、アラバとミリトンが足を滑らせたりなんだりで色々ピンチを招いていました。セットプレーでもドフリーの選手を作るなど、今シーズンの大きな課題も露呈しながらの前半。そんな中、マドリーは前がかりになっている状態で先制点を奪えたのはとてもラッキーでした。

後半はアトレティック攻勢に対して耐えるマドリーという構図。中盤にインテンシティをもたらしてよりゲームをコントロールするという思惑がありそうなカマヴィンガとフェデの投入もありましたが、アトレティックはより攻撃に転じます。モドリッチを早い段階で下げてDFラインのプレスの逃げ道を減らしてしまったという点では、この交代はやや裏目に出たかもしれません。

クルトワとミリトンの好守でなんとか逃げ切り暫定ですが2位との勝ち点差は7。順調すぎる前半戦となっています。

復活する選手、覚醒する選手

ここ3シーズン目玉となる補強が見られていないマドリーは選手の顔ぶれがあまり変わっていません。ということで1番の補強は毎年のように「現有戦力の復活」であるとされています。アラバはすでに近年で最も成功した補強でありますが、カマヴィンガはまだ若手の域を脱していない。今シーズンもどれだけ持ち駒をうまく使うかがシーズンを戦い抜く鍵です。

その点アセンシオが調子を上げてきているのがとても嬉しい。今節もアセンシオの右足でのミドルシュートがゴールの起点となっていました。シュートの意識が上がってきて、よりゴールに近い位置にポジションを取れています。ただ忘れている人も多いであろうアセンシオインサイドハーフ計画はこれからどうなっていくのか?アセンシオの契約は2023年まで。今シーズンの活躍次第で放出か残留か決まるので、気合い入れて頑張ってほしい。

今シーズンはブラジル組が本当に頼りになっているし、戦力になっています。ロドリゴは攻撃面で殻を一つ突き破りたい感があります。そんなこんなでベテラン選手からの脱却、高齢化が進むマドリーで今シーズンは若手の台頭がもっと見られればいいなと思う今日この頃です。

終わりに

次節はソシエダ戦。近年勝ち越しているといは言えない相手なので相性の問題でやや不安。ですがここ2シーズンの中で一番強いマドリー(多分)なのできっと勝ってくれるでしょう!

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