課題の決定力はいかに
上田綾世選手の大きな課題といえば決定力が挙げられます。昨シーズンは2桁ゴールを決めていますが、スーパーゴールが多かったのが少し気がかり、難しいシュートを決めてくれるのはチームとしてはありがたいのですが、もっと重要なのは決めきるべきところを決めきること。ゴール前で迷いが生じてドリブルに持ち込みゴールキーパーにブロックされる場面は度々見受けられました。
エリア外からのシュートや仙台戦でのゴールを見るにシュート技術も十分に高いので、あとはゴールキーパーとの駆け引きと集中力ですね。元コートジーボワール代表のジェルビーニョ選手も普段からのトレーニングによってゴール前の集中力を上げることに成功し、得点数が飛躍的に伸びたというエピソードがあります。
今シーズンはそれらの点が改善されてエヴェラウド選手と同レベルまで特典を量産して欲しいです。
大学時代について
法政大学時代の時代の上田綾世選手の様子を見ると、微笑ましいです。女子マネージャー曰くいつもいい匂いがするとか。
また後輩とも仲良くしてそうで少しおとなしそうな印象があります。そこもまたプレースタイルとのギャップがたまらないですね。
大学ではスポーツ健康学科に所属していたそうで、代表戦や試合でテストに出られないといった事情がない科目はしっかりと単位を取れていたそうです。大学の協力もあって無事単位を取ることができ、無事法政大学を卒業することができたようです。よく中退したと間違える人が多いですが、しっかりと卒業していますのでご注意ください。(現に上田綺世と検索すると中退の文字が上位に表示されてしまう、、)
終わりに
昨季の最終節のC大阪戦で見せた涙から上田綾世選手の強い試合への意気込みが感じられました。昨季の経験をバネにしてぜひとも頑張って欲しいですね!