敏腕パラティッチによる移籍
20−21シーズンまでトッテナム・ホットスパーズにはSD（スポーツディレクター）が存在しなかった。なぜならトッテナムは敏腕会長レヴィの着実な経営戦略をベースに、彼が移籍に関する実権のほとんどを握っていたからだ。
しかしその体制も陰りが見られ、20-21シーズンにはどのクラブでもタイトルを獲得していたスペシャル・ワンことジョゼ・モウリーニョが自身の中でも最低クラスの成績で解任され、ヨーロッパカンファレンスリーグという謎の国際大会への出場権を獲得することがやっとだった。
ここで自身の腕を見誤らなかったのがレヴィだ。数々のフリー移籍を成立させ、ユベントスの10連覇に貢献。そしてレアル・マドリードからクリスティアーノ・ロナウドの移籍を先導したユベントスを解任されたばかりのイタリア人スポーツディレクターであるパラティッチを招聘。
ロメロはまさにパラティッチのコネクションを最大限に利用して、トッテナムへやってきた選手の一人だ。トッテナムはクリスティアン・ロメロの他にもゴッリーニをアタランタから引っ張ってきた。
クラブの昨季のあまり伸びなかった経営を加味し、パラティッチは離れ業をやってのける。それはロメロの買取義務付きのレンタル移籍だ。移籍金は5000万ユーロ＋出来高で500万ユーロと実績と年齢にしては安価な額であり、加えて支払いを遅らせたことがクラブの助けになる。
支払いを１シーズン先送りにすることでFFPの抵触を回避するとともに、コロナ禍における入場制限の緩和によってスタジアム収益が大量に見込めることを予測しての素晴らしい移籍戦略だ。ちなみにトッテナムはプレミアリーグ屈指の集客率を誇っており、トッテナムのBig-Winな移籍を成立させたのだ。
奥さんは？
クリスティアン・ロメロの奥さんはカレン・カヴァラーさんです。ロメロと同じくアルゼンチン出身で現在は夫であるロメロとともにロンドンで暮らしています。現在の職業はある会社の人事マネージャーだそうです。1999年の11月生まれなのでロメロの一つ年下になります。
ロメロとカレン・ロヴァラーさんは2018年から交際が始まり、２年間の交際期間を経て2020年に結婚しました。現在は第一子を妊娠中で、幸せ真っ只中って感じですね。
奥さん側のインスタグラムは見つかりませんでしたが、ロメロ側のインスタグラムで奥さんを公開しております。結構な割合でキスショットをアップしているのでラブラブ具合が伺えますね。
終わりに
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