【解説】パトリック・バンフォードのプレースタイルやハーバード推薦を蹴った話とは?

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今回は27歳にして初めてイングランドA代表に選出された鬼才ビエルサに愛されるストライカー、パトリック・バンフォードのプレースタイルについて徹底解説します!加えてハーバード大学の推薦を蹴った話もご紹介!

基本情報・成績

所属:リーズ・ユナイテッド

イングランド代表

生年月日:1993年11月3日

市場価値:2200万ユーロ

20-21シーズンの成績:44試合18ゴール11アシスト

リーズ・ユナイテッドでの成績:116試合44ゴール17アシスト

プレースタイル

高いシュート技術とキープ力

バンフォードは特別フィジカルやテクニックに秀でた選手ではない。それでも昨季のプレミアリーグの得点は17を数え、堂々の4位。1位から順にハリー・ケイン、サラー、B・フェルナンデス、ソン・フンミンらのそうそうたるメンツの中に名を連ねた。バンフォードはその中でも、飛び抜けたテクニックやフィジカル的なアドバンテージを持っているわけではない。高いシュート技術とキープを駆使してバンフォードは得点を量産するのだ。

プレミアリーグの得点ランキングの上位につけるだけあってシュートのバリエーションは非常に豊か。左足のミドルシュートも強烈でボックス内では高いキープ力を生かし、コースが開くまでシュートを打つのを待ち、狙ったとこにシュートを決め切ることができる。

アストン・ヴィラ戦でのスーパーゴールなどを含めたハットトリックはバンフォードのよさが詰まっているのでぜひ確認して欲しい。

リーズのサッカーに最も適合するストライカー

リーズ・ユナイテッド率いるビエルサは1トップを好んで起用する傾向にあり、守備時にも1トップの状態でシステムを構築することが多い。加えてリーズ・ユナイテッドの守備構造は世界的に見てもかなり緻密で選手には多くのルールと高いインテンシティが求められる。バンフォードはそのタスクを安定してやり切ることができるのだ。

まずは守備面ワントップでファーストプレスでセンターバックにプレッシャーをかけることが求められる。バンフォードはプレスのスイッチ役なのだ。センターバックのコースを切るように横方向から圧力をかけ、選択肢を限定していくタスクを追っている。この時、リーズの原則で縦に素早く繋げる時はリスクがあっても縦を優先するのでバンフォードは、そのポジションとタスクを90分こなせるという点で評価が非常に高い。

リーズ・ユナイテッドといえばカウンターの中でもぶれない美しいパスワークが魅力。ポストプレーで味方を上手に生かしては、今度はすぐに頭を切り替えて自分がフリーになれるポジションを探す。縦方向に早いサッカーであるが、適切な判断で効果的なスペースを見つけ出す。

リーズのサッカーは守備と攻撃の親和性が非常に高いサッカーだ。高レベルで両面のタスクをこなせるバンフォードは非常に重要なピースなのだ。

欧州W杯予選にはイングランド代表ととして呼ばれているほどにまで成長した。

ハーバード大学の推薦をけってサッカー選手へ

バンフォードは学生時代、優れたサッカープレーヤーでありながら非常に成績優秀な学生でもあった。バンフォードの通う私立の学校ではAクラスの成績をとっており、バンフォードはフットボール学生用の奨学金をハーバード大学からオファーされており、世界でも権威あるアイビーリーグでビジネスを専攻することも可能だった。

しかし、バンフォードのフットボールプレーヤーになるという意思は固くバンフォードは大学からのオファーを断り、その一年後に自身にとって初めてとなるプロ契約を

バンフォードは当時のことをこう語る。

「僕は大学には行きたくなかった。なぜならサッカーに全てを注ぎたかったから。きっと大学へ行っていたらサッカーをしたくなっていただろうね。」

学生時代に通っていたUCASではバンフォードは周りのみんなと同じように大学進学を教師から勧められていたようだ。

バンフォードの選択はきっと間違いではなかっただろう。ノッティングガムフォレストに加入して1年チェルシーに活躍の場を移すも挫折。その後、チャンピオンシップを渡り歩き、最高の師であるビエルサに出会うことができた。彼のキャリアは今、最も輝いている。

終わりに

学業とサッカーを両立させてる選手は元気をもらいますねー

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