【徹底解剖】マット・ドハティのプレースタイルや適正ポジション、グーナーだった過去を消した!?

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グーナーだった過去があるが

世界で最も殺伐としているライバル関係の一つにアーセナルとトッテナムのノースロンドンの2チームが挙げられる。ここの2チーム間での移籍は禁断の移籍とされており、非常に伝統のあるライバル関係である。

トッテナムでプレーした選手や監督はアーセナルは憎き敵として認識しており、どんなに良いオファーは来てもアーセナルには行かないと答えるだろう。これは逆も然りで、それだけの対立関係にある。

2020年夏の移籍市場でトッテナムは当時ウルヴスに所属していたドハティを獲得が濃厚とされていた。その際にスパーズファンはドハティの過去のツイートからグーナー(アーセナルファンの総称)であることを知る。「そんなやつをトッテナムに加入させて良いものか」と若干の議論を生んだ。

そこでトッテナムはユニークな方法でドハティの加入を発表。クラブの公式Twitterアカウントで以下の動画をポストした。

この動画はドハティが自身のアカウントで呟いた自分がグーナーだとガッツリ公言しているというツイートを消すというもの。

この入団発表は意外にも評判がよくユニークで少し笑える演出が騒ぎ立っていたファンを沈めたようだ。ちなみにドハティが消したツイートは以下のもの

“I Love Arsenal Forever and ever and ever(これからの一生ずっとアーセナルを愛し続ける!)”

“Yes I’m a Huge Arsenal fan!(俺は大のアーセナルファンなんだ!)”

サンチョは過去にマンチェスター・ユナイテッドをバカにするツイートを発見されていたり、レアル・マドリードのセバージョスもクレであることを公言するツイートを見つけられていたが、入団時には特にこんなあからさまなアクションは起こしていない。トッテナムの広報担当が優秀であったこともわかるだろう。

まさかのホームグロウンじゃない問題

プレミアリーグの各クラブにおいてホームグロウンの選手の価値はかなり高い。ホームグロウンとは自国で輩出した選手を大事にするためのルールでプレミアリーグが定める定義によると「18歳から21歳までの36ヶ月間をイングランド地域で過ごしている」という定義だ。

プレミアリーグに選手を登録する場合にはホームグロウン専用の枠が7枠、それ以外が18枠と定められており、ホームグロウン枠の選手を7名スカッドに組み込まないと選手登録できる人数が25人以下になり戦力を落とすことになってしまう。この経緯もあってホームグロウンの選手はプレミアリーグのチームにとって重要であり、国内でも奪い合いになる。

ドハティもホームグロウンの選手だ。しかし実は思わぬ落とし穴が発覚した。これはUEFAとプレミアリーグではホームグロウンとされる定義が違うことに起因する。

ドハティはウルヴスに加入したのは18歳になってから数ヶ月経った頃にアイルランドからウルヴスに加入。実はプレミアリーグにおいてはホームグロウンの条件を満たすが、UEFAの管理下のリーグではホームグロウンの規定を満たさない選手だった。つまりヨーロッパリーグやチャンピオンズリーグなどのUEFAの主催する国際大会においては、ホームグロウン枠以外を圧迫する選手となるのだ。

この事象はロドンやベン・デイビスにも当てはまり、イギリス領であるがイングランド出身でない選手を多く擁するトッテナムにとっては頭を悩ませる問題となっている。

終わりに

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