【日本一詳しい選手解説】ダビンソン・サンチェスのプレースタイルや弱点、奥さん、英語の勉強法や経歴は?

トッテナム
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今回はコロンビア代表の主力のフィジカルモンスター、ダビンソン・サンチェスのプレースタイルや特徴、明確な弱点について徹底解説いたします。さらには実はエリートな経歴や奥さん、彼女についてまたインタビューで明かした英語の勉強法についてご紹介!

基本情報

所属:トッテナム

前所属:アヤックス

生年月日:1996年6月12日

ポジション:センターバック

市場価値:3200万ユーロ

コロンビア代表での成績:47試合7ゴール1アシスト

トッテナムでの成績:159試合3ゴール1アシスト

プレースタイル

身体能力はプレミアリーグ最強級

ダビンソン・サンチェスの最大の魅力は身体能力の高さだ。スピードとフィジカルどちらもレベルも非常にハイレベル。

まずは空中戦について。ダビンソン・サンチェスのジャンプ力はフィジカルモンスターが多いプレミアリーグにおいてもずば抜けている。セットプレーやコーナーキックでは相手にとって脅威であるし、味方には心強い。

大型センターバックは概して足があまり速くない選手が多い。ダビンソン・サンチェスも大型センターバックに分類されるが、足はめちゃくちゃ早い。ダビンソン・サンチェスは裏を取られることが多いという欠点があるが、その足の速さでなんとかできてしまう。一人だけ裏抜けした選手に追いついてしまうことはしばしばある。

この足の速さはカバーリングや裏抜けに対してだけでなく、サイドに釣り出された際の対応でも生きる。スピードが売りのウイングやサイドバックに対して優位な状態で戦うことができるので、味方としては非常にありがたい存在だろう。

スラリと足が長く深いタックルを入れられる上に、体も強いのでボール奪取能力は非常に高い。

とにかく対人守備が好きな戦闘狂

先に述べたようにダビンソン・サンチェスは裏を簡単にとられてしまうシーンが多い。要はポジショニングがあまり良くないことが多いということでもあるのだが、その理由は彼のフィジカル能力にある。サンチェスのフィジカル能力であれば多少のポジショニングのミスがあっても自慢のスピードで補えてしまうことが多い。この特性がポジショニングの修正を怠ることにつながっているかもしれない。

彼とは対照的にファンダイクはダビンソン・サンチェスにも負けないフィジカルを持っているが、それに加えてファンダイクはポジショニングが的確だ。サンチェスもポジショニングさえ改善すれば怪物ディフェンダーに仲間入りするのだが、、、

加えてダビンソン・サンチェスはかなり相手についていく守備を得意としている。それが彼の強みでもあるのだが、場合によっては弱点にもなり得る。対人能力が非常に高いので潰せる時にはチャンスにもなるし、もし潰せなかったらリスクが大きい場面もある。

http://outsideoftheboot.com/2017/04/27/scout-report-davinson-sanchez-ajaxs-polished-defender/より抜粋

上の写真ではダビンソン・サンチェスが勝負を仕掛けた場面を示している。画像からも分かるように、裏には広大なスペースがある状態でサンチェスは勝負を仕掛けてしまった。サンチェスは対人能力が非常に高いので下した判断であるがベターな判断とは言えないだろう。

ダビンソン・サンチェスは説明したように結構動き回って相手を捕まえる選手だ。どっしりと危ないところを潰して待ち構えるセンターバックとは違う。そこは彼のストロングポイントである。

そんなサンチェスを輝かせるには守備時の明確な役割を与えること。トゥヘルチェルシーでは相手を縦パスに誘導し、フォワードが降りていったらリュディガーら最後までついていく。背後のカバーリングの原則と誘導された先の勝負であることがDFラインを飛び出してセンターバックが前で相手を潰せる理屈だ。

このようにシステマチックな守備中に強烈な対人守備を誇るダビンソン・サンチェスを落とし込めたら脅威だろう。幸い現指揮官のアントニオ・コンテはディティールにすごく細かい監督である。もしかしたらサンチェスが大化けするかもしれないと期待しているファンも多いのでは?

経歴

ダビンソン・サンチェスは1996年に生まれ、街クラブであるアメリカン・デ・カリではじめ、頭角を表しアトレティコ・ナシオナルへと移籍する。2013年にわずか17歳でプロデビューも果たした。

そしてU-17,U-20コロンビア代表に順当に選出されていくと2016年に20歳の若さでコロンビア代表に選出された。そしてワールドカップ予選のアルゼンチン代表との試合でコロンビアA代表デビューを果たすも、試合は0-3で敗れほろ苦い代表デビューとなった。

500万ユーロでアヤックスに移籍すると、ダビンソン・サンチェスは加入一年目からアヤックスに即フィット。加入一年目のセンターバックにも関わらず定位置を確保し32試合6ゴール2アシストの超好成績で16-17シーズンの南米最優秀若手選手賞を見事に受賞。

アヤックスでの大躍進によりトッテナムに4200万ユーロというトッテナム史上最高額で移籍した。ポチェッティーノ政権でアルデルヴァイレルトやフェルトンゲンらといった名ディフェンダーらとポジション争いを繰り広げながら、試合に出場。チャンピオンズリーグ決勝までトッテナムがたどり着いた夢のメンバーの一員となった。

そして現在アントニオ・コンテ監督のもと、ジェフェット・タンガンガとポジション争いを繰り広げいている。

奥さんは?彼女とは結婚してるの?

ダビンソン・サンチェスは現在結婚しており、一児のパパでもあります。ダビンソン・サンチェスのパートナーはダニエ・レイナさんです。

ダビンソン・サンチェスとダニエラ・レイナさんはサンチェスが18歳の時に出会い、そこから4年間の交際期間を経て結婚。現在はダビンソン・サンチェスと子どもと共にスパーズのホームタウンであるロンドンに暮らしています。

ダニエラ・レイナさんはどうやらかなりの高学歴のようでビジネスを専攻していたようです。そして今は専攻を生かして経営者として働いているようです。

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英語の勉強について

ダビンソン・サンチェスはトッテナム・ホットスパーに加入するより前に英語圏のクラブに所属していたことがなかったため、トッテナムに来てから英語を勉強することとなった。その際にはネットフリックスを活用して勉強したようだ。

頑張って英語音声の状態でドラマを見てよくわからなかったら英語字幕をつけてみるということを徹底していたらしい。その際見ていたのが”Homeland”、”Breaking Bad”、”Peaky Blinders”の3つだったとか。

「クラブ内だけで英語は学びたくないんだ。家にいる時も英語を学びたい。なぜなら英語は僕がピッチにいる時に助けてくれるからね。」

結構、裏社会系のジャンルのドラマが好きなダビンソン・サンチェスだがインタビューには誠実な理由としっかりとした英語で答えていた。

終わりに

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