レアル・マドリードの昨季の補強の目玉は紛れもなくアザールでした。彼のプレミアリーグでの活躍や2018年のロシアワールドカップでの圧巻のパフォーマンスを見てラーリガの活躍を期待した人も多かったことでしょう。そんな彼の今季の不調ぶりは我々の期待を大きく裏切りました。そこで本記事では、アザールのプレースタイルやプレシーズンからあった気がかり、彼にふりかかった不運を振り返っていこうと思います。
プロフィール・成績
所属クラブ:レアル・マドリード
ポジション:左ウイング
国籍:ベルギー
生年月日:1991年1月7日生
出場試合数 | ゴール | アシスト | |
19-20 | 22 | 1 | 7 |
18-19 | 52 | 21 | 17 |
17-18 | 52 | 17 | 13 |
16-17 | 43 | 17 | 7 |
15-16 | 43 | 6 | 8 |
14-15 | 52 | 19 | 13 |
13-14 | 49 | 17 | 10 |
12-13 | 62 | 13 | 24 |
11-12 | 49 | 22 | 22 |
これらの結果を見ても分かるとおりアザールは驚異的な結果を残しており、数字もしっかり残している選手です。ちなみに15-16シーズンではレスターの奇跡のプレミア優勝のシーズンでもありアザールはプレミアリーグで絶不調でありシーズン終盤でやっと初ゴールを決めるほどの低調ぶりでした。鼠蹊部に慢性的な怪我があったことが原因とされていますが、、
レアル・マドリード加入2年目を迎えても、得点はわずかに3。もはやマドリディスタには呆れられており、期待すらかけられないほど苦しい状況に陥っている。夏の移籍市場でも放出リストに入れられるといった記事も飛び交っており、クラブでの立ち位置はもはや絶望的だ。
プレースタイル
アザールは主に左ウイングを主戦場としております。ドリブルで相手を剥がすことができ、縦への突破からのクロス、カットインからのシュートどちらもハイレベルでこなすことができる高次元アタッカーです。
彼のドリブルの特徴はシンプルな仕掛けからの爆発的な加速力です。一瞬の速さで抜き切るといったサッカー選手なら誰もが欲しがる能力です。また柔術やっていたおかげか、ドリブルしながら相手に足をかけ転ばすようなシーンも多々。(ただのフェイントかも)体幹の非常に強くプレミアの巨躯にも当たり負けません。ウエストハム戦、アーセナル戦の圧巻のドリブルは歴史に残るものですね。
彼はドリブルを織り交ぜビルドアップのためにも頻繁に降りてきて、リズムを作っています。チェルシーではだいぶ自由を与えられていて自陣後方から一人でドリブルしてチャンスメイクなんてこともしばしば。
かといって周りを使うのが下手な選手かと言われたらそうでもなく、むしろ連携で崩すことを得意としております。自分が数人引き付けて上がってきたサイドバックを使うなり、センターフォワードを使うなり器用さも兼ねそなえます。フリックを得意としており、攻撃のスイッチを急に入れたりもできます。ベンゼマとの連携は磨かれつつあって、アザールのフリックからのベンゼマもフリックみたいな息のあった連携も見られるようになりましたね。
アンリとの対談では、「基本、直感でプレーしている」と発言し話題になりましたね。
性格
アザールの性格は派手でもなく、どちらかというと普通の人っぽいところがあります。奥さんや子供を大切にしてSNSに一切出さないようにするなどと家族想いな面も見られ、その奥さんとは14歳で出会った仲だとか!また、レアル・マドリードの移籍を我慢しチェルシーに残留しEL優勝という置き土産を残すなどとかっこいいです。(しかし、レアルが獲得にまったをかけたのはフロレンティーノ・ペレスの指示であるという噂)食べることが大好きでプレシーズン前にはケーキを食べすぎて激太りしてしまうなど、コーチ陣からしたら冷や汗ものですが、一般の人から見たら人間味あっていいなと感じる面があります。
本当に関係ないし、診断メーカーのものですが面白かったのでアザールの性格診断の結果貼っときます。
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